スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

ブリリアントカップ&特有の弱点

2021-04-14 19:23:39 | 地方競馬
 昨晩の第4回ブリリアントカップ
 ミスディレクションが逃げてリンゾウチャネルが追い掛けていく形。この2頭で4馬身くらいのリード。3番手にはインペリシャブルとフィアットルクス。5番手にエメリミットとキャプテンキング。7番手にノーブルサターン。8番手にゴールドホイヤーとストライクイーグル。3馬身差でブラヴール。2馬身差でサルサレイアとトーセンブルとサブノクロヒョウ。14番手にナムラアラシ。3馬身差でハセノパイロ。4馬身差の最後尾にブレスジャーニー。最初の800mは49秒2のミドルペース。
 3コーナーでミスディレクションが一杯になり,リンゾウチャネルが単独の先頭に。追ってきたのがノーブルサターンとフィアットルクスの2頭。直線はこの3頭で一旦は後ろを離しての競り合い。外のフィアットルクスが制して優勝。真中のノーブルサターンが1馬身差で2着。内のリンゾウチャネルが半馬身差で3着。この3頭に迫ったのは直線入口ではまだ後ろの方にいた馬たち。その中からトーセンブルがクビ差まで迫って4着。
 優勝したフィアットルクスは2017年12月にJRAでデビュー。未勝利のまま翌年の秋に大井に転入。転入後に6連勝し,2着2回を挟んでまた4連勝。昨年の夏に4着になったのが唯一の着外でそこからまた前走のこのレースのトライアルまで3連勝して南関東重賞に初挑戦。すでに勝っている馬が多くいましたが,この成績ですから1番人気に支持され,見事にそれに応えて優勝しました。このレースは斤量に恵まれていましたし,馬場の状態が結果に大きく左右したと思われますから,メンバーの中で能力が最上位だったと結論するのは早計かと思いますが,少なくともこのレベルで十分に戦える能力があるということは実証したといえるでしょう。父はゴールドアリュール。Fiat Luxはラテン語で光あれ。
 騎乗した船橋の本橋孝太騎手は雲取賞以来の南関東重賞20勝目。ブリリアントカップは初勝利。管理している大井の藤田輝信調教師は南関東重賞19勝目。第3回からの連覇でブリリアントカップ2勝目。

 必然と不可能がスピノザの哲学において一般的に反対概念を形成していること,そしてそのために,そこから帰結している第一部定理一六の意味も一般的に解されなければならないので,神Deusの無限な観念ideaが存在する限りにおいて存在するといわれる個物res singularisの観念にも適用されなければならないし,現実的に存在しているといわれる個物の観念にも適用されなければならないのだとしたら,柏葉の主張,すなわち,神の無限な観念が存在する限りにおいて存在するといわれる個物の観念のすべてが現実的に存在することはないということのうちには,神の無限な観念が存在する限りでは必然的にnecessario存在する個物の観念のうちに,現実的に存在することが不可能な個物の観念があるということになります。この主張が特有に抱えていると僕が考えている弱点がこのことです。
                                   
 このことがそれ自体で不条理であるわけではありません。なぜなら,第二部定理九によれば,ある個物の観念が現実的に存在するとき,その個物の観念の起成原因causa efficiensはそれとは別の現実的に存在する個物の観念です。ですがこのことは,あくまでも個物の観念が現実的に存在する場合に適用されなければならないのであって,個物の観念が神の無限な観念が存在する限りで存在するといわれる場合には適用されません。むしろ個物の観念が神の無限な観念が存在する限りにおいて存在し,そしてその限りにおいてのみ存在する,いい換えれば現実的には存在しないという場合は,第二部定理九は適用されるべきではないといった方がいいでしょう。このことから神の無限な観念が存在する限りにおいて存在する個物の観念に,第二部定理九が適用されないということは,個物の観念が現実的に存在する場合も妥当するということになるでしょう。したがって,個物の観念が神の無限な観念が存在する限りにおいて存在するといわれる場合の秩序ordoと連結connexioは,個物の観念が現実的に存在する場合の秩序と連結と一致しません。このために前者の秩序と連結においては必然だけれど,後者の秩序と連結においては必然ではなく不可能であるということはあり得るでしょう。なので柏葉の主張がそれ自体で不条理というわけではないのです。
コメント
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