オークスを勝ったラヴズオンリーユーの母は2006年にアメリカで産まれたラヴズオンリーミーという馬で,日本への基礎輸入繁殖牝馬になります。ファミリーナンバーは20。
種付けされた状態で繁殖牝馬として輸入され,最初の産駒が産まれたのは2010年。翌2011年産まれの産駒はオープン特別まで勝ちました。その後に輸出されています。
3番目の産駒がリアルスティールで,2015年に共同通信杯,2016年にドバイターフ,2017年に毎日王冠を勝っています。
4番目の産駒は現役。2歳のときにオープンを勝ち,重賞2着2回3着1回ですから,重賞制覇のチャンスはまだありそうです。
ラヴズオンリーユーは7番目の産駒にあたります。ラヴズオンリーミーの繁殖牝馬としての優秀性を証明しました。
ラヴズオンリーミーの祖母は世界的名牝のMiesque。ヨーロッパとアメリカでGⅠを10勝しました。繁殖入りし最初に産んだのがKingmamboでフランスとイギリスでGⅠ3勝。種牡馬となりエルコンドルパサーやキングカメハメハの父になりました。
2007年にファンタジーステークスを勝ったオディールは,祖母がMiesqueのひとつ下の半妹になります。
Miesqueの祖母のSanta Quillaから分枝があり,Santa Quillaの曾孫にあたる2000年にアメリカで産まれたパーソナルレジェンドも繁殖牝馬として輸入されています。その初年度産駒が2010年にレパードステークスとクイーン賞,2011年にレディスプレリュードとJBCレディスクラシック,2012年にマリーンカップとレディスプレリュードとJBCレディスクラシック,2013年にエンプレス杯を勝ったミラクルレジェンドです。さらにミラクルレジェンドのひとつ下の半弟は,2012年にエルムステークスとみやこステークスと東京大賞典,2014年にエルムステークスを勝ったローマンレジェンドです。
世界的な名牝が祖先にいるわけですから,日本の生産界にも,その一族を繁栄させていく責任があると思います。
その範疇をどれくらいまで広げることができるのかは僕には不明ですが,スピノザによって高い評価の対象となる数学者が存在するということは間違いありません。同時にそうした数学者にとってはスピノザの哲学が,自身が研究している数学を形而上学的に支えてくれるものとなるでしょう。
ここからは僕が『主体の論理・概念の倫理』を読む前から漠然と感じていたことを考察の対象にします。
上述したように,スピノザと,いってみれば相思相愛であるような数学者が確実に存在します。他面からいえばスピノザの哲学とウインウインの関係にある数学が確実に存在します。ですがこの理由だけで,そういった数学者がスピノザの哲学に満足するかどうかが僕には不確実に思えるのです。いい換えれば,そうした数学者をもってしても,スピノザの哲学に対してある種の違和感を覚えることがあるのではないかと僕には思えるのです。それは,なぜスピノザが幾何学的方法すなわち綜合的方法を必要としていたのかということと関係します。
第一部定理一五備考が示すように,スピノザは実体substantiaとしての量を概念conceptusとして必要としていました。これは哲学的にいうと物体的実体substantia corporeaを必要としていたということになるのですが,それだけでは説明の半分しか適合していません。スピノザは単に物体的実体を必要としていたわけではなく,計測することが不可能で部分に分割することができないものとしての物体的実体を必要としていたからです。物体的実体の存在existentiaを認める哲学者はスピノザのほかにも存在しますが,そうした哲学者がおしなべて物体的実体をそのような実体として規定したというわけではありません。スピノザが第一部定理一三系で,わざわざ物体的実体に言及しているのは,この系Corollariumの内容がすべての哲学者の共通見解ではなかったからです。むしろ時代的にいうなら,スピノザのような主張は異質なものだったのであり,スピノザが無神論者といわれるのは,このことが一因となっているといっていいくらいです。スピノザはこの物体的実体を延長の属性Extensionis attributumと等置し,延長の属性は神Deusの本性essentiaを構成すると主張したのでした。この主張の前提が,実体としての量です。
種付けされた状態で繁殖牝馬として輸入され,最初の産駒が産まれたのは2010年。翌2011年産まれの産駒はオープン特別まで勝ちました。その後に輸出されています。
3番目の産駒がリアルスティールで,2015年に共同通信杯,2016年にドバイターフ,2017年に毎日王冠を勝っています。
4番目の産駒は現役。2歳のときにオープンを勝ち,重賞2着2回3着1回ですから,重賞制覇のチャンスはまだありそうです。
ラヴズオンリーユーは7番目の産駒にあたります。ラヴズオンリーミーの繁殖牝馬としての優秀性を証明しました。
ラヴズオンリーミーの祖母は世界的名牝のMiesque。ヨーロッパとアメリカでGⅠを10勝しました。繁殖入りし最初に産んだのがKingmamboでフランスとイギリスでGⅠ3勝。種牡馬となりエルコンドルパサーやキングカメハメハの父になりました。
2007年にファンタジーステークスを勝ったオディールは,祖母がMiesqueのひとつ下の半妹になります。
Miesqueの祖母のSanta Quillaから分枝があり,Santa Quillaの曾孫にあたる2000年にアメリカで産まれたパーソナルレジェンドも繁殖牝馬として輸入されています。その初年度産駒が2010年にレパードステークスとクイーン賞,2011年にレディスプレリュードとJBCレディスクラシック,2012年にマリーンカップとレディスプレリュードとJBCレディスクラシック,2013年にエンプレス杯を勝ったミラクルレジェンドです。さらにミラクルレジェンドのひとつ下の半弟は,2012年にエルムステークスとみやこステークスと東京大賞典,2014年にエルムステークスを勝ったローマンレジェンドです。
世界的な名牝が祖先にいるわけですから,日本の生産界にも,その一族を繁栄させていく責任があると思います。
その範疇をどれくらいまで広げることができるのかは僕には不明ですが,スピノザによって高い評価の対象となる数学者が存在するということは間違いありません。同時にそうした数学者にとってはスピノザの哲学が,自身が研究している数学を形而上学的に支えてくれるものとなるでしょう。
ここからは僕が『主体の論理・概念の倫理』を読む前から漠然と感じていたことを考察の対象にします。
上述したように,スピノザと,いってみれば相思相愛であるような数学者が確実に存在します。他面からいえばスピノザの哲学とウインウインの関係にある数学が確実に存在します。ですがこの理由だけで,そういった数学者がスピノザの哲学に満足するかどうかが僕には不確実に思えるのです。いい換えれば,そうした数学者をもってしても,スピノザの哲学に対してある種の違和感を覚えることがあるのではないかと僕には思えるのです。それは,なぜスピノザが幾何学的方法すなわち綜合的方法を必要としていたのかということと関係します。
第一部定理一五備考が示すように,スピノザは実体substantiaとしての量を概念conceptusとして必要としていました。これは哲学的にいうと物体的実体substantia corporeaを必要としていたということになるのですが,それだけでは説明の半分しか適合していません。スピノザは単に物体的実体を必要としていたわけではなく,計測することが不可能で部分に分割することができないものとしての物体的実体を必要としていたからです。物体的実体の存在existentiaを認める哲学者はスピノザのほかにも存在しますが,そうした哲学者がおしなべて物体的実体をそのような実体として規定したというわけではありません。スピノザが第一部定理一三系で,わざわざ物体的実体に言及しているのは,この系Corollariumの内容がすべての哲学者の共通見解ではなかったからです。むしろ時代的にいうなら,スピノザのような主張は異質なものだったのであり,スピノザが無神論者といわれるのは,このことが一因となっているといっていいくらいです。スピノザはこの物体的実体を延長の属性Extensionis attributumと等置し,延長の属性は神Deusの本性essentiaを構成すると主張したのでした。この主張の前提が,実体としての量です。
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