月曜に開幕した2013年の船橋競馬。今日は第57回船橋記念。
3コーナーまで先行争いとなりましたが,最終的に先手を奪ったのはスターボード。キョウエイラシアスが続き,コアレスピューマ,ナイキマドリードという順になりました。最初の400mは22秒7で,これはハイペースといえるでしょう。
先行した4頭はほぼ雁行状態で直線。スターボードは後ろを突き離しにいき,キョウエイラシアスとコアレスピューマは振り切りました。しかし一番外のナイキマドリードは手応えがよく,直線の半ばでスターボードを捕えると,中団からさらに外を追い込んできたディープハントも4分の3馬身抑えて優勝。末を生かしたディープハントが2着。スターボードは最後はアクシデントか追うのを止めたように見えましたが,1馬身半差の3着は確保。同一厩舎の上位独占となりました。
優勝したナイキマドリードは前走のゴールドカップから連勝。南関東重賞は5勝目で重賞1勝。第56回から連覇。本質的にはこの距離は短いものと思われますが,今日は外枠から楽に追走できました。そうなれば総合力は上ですから順当な勝利といえるでしょう。衰えている気配は窺えず,重賞でもまだ好走が可能のように思います。
騎乗した船橋の川島正太郎騎手は昨年2月の報知グランプリカップ以来の南関東重賞制覇。船橋記念は連覇で2勝目。管理している船橋の川島正行調教師は第43回,44回,51回,52回,56回を制していて,連覇で6勝目。
Xの観念を有する限りで神のうちにAの観念がある。Aの観念を有する限りで神のうちにPの観念がある。よってXの観念を有する限りで神のうちにPの観念がある。いかにも成立しそうな三段論法です。しかしこの三段論法は,『エチカ』のうちでは成立しないのではないかと僕には思えるのです。少なくともこれが成立しない場合があるということは,確かだとも思うのです。
僕がこのように考える根拠は,ごく単純な物体によって組織される複雑な物体があり,それら複雑な物体によって組織されるさらに複雑な物体があり,このことを無限に進めていくと,延長の属性の間接無限様態である全宇宙の姿が構成されるということを,スピノザが認めているように解釈できるという点に存します。
第二部定理七系からして,延長の属性の間接無限様態の観念は,神のうちにあると考えられます。そしてその観念の秩序は,第二部定理七によって,延長の属性の間接無限様態の秩序と一致しなければなりません。延長の属性の間接無限様態は,第二部定理二二の仕方で,延長の属性を原因として生じます。そうであるならその観念は,同じように第一部定理二二の仕方で,思惟の属性を原因として生じるといわれなければならないと思います。
一方,延長の属性の間接無限様態を構成する物体に何かが起こるとしたら,それは第一部定理二二によって説明することはできません。なぜなら第二部定義一により,物体は延長の属性の個物だからです。したがってそれは第一部定理二八によって説明されるのです。そして同じようにその観念も第二部定理七系によって神のうちにあります。そしてやはり同じようにその秩序は第二部定理七によって,その観念の対象ideatumの秩序に一致しなければなりません。よってそれも第一部定理二八によって説明されなければならないことになると思われます。各々の相違は,それが延長の属性の下で考えられるか,それとも思惟の属性の下に考えられるのかという点にあります。そしてとくにそれが現実的に存在する個物の中に起こることの観念と限定される場合には,第二部定理九によって説明されるということになるでしょう。
3コーナーまで先行争いとなりましたが,最終的に先手を奪ったのはスターボード。キョウエイラシアスが続き,コアレスピューマ,ナイキマドリードという順になりました。最初の400mは22秒7で,これはハイペースといえるでしょう。
先行した4頭はほぼ雁行状態で直線。スターボードは後ろを突き離しにいき,キョウエイラシアスとコアレスピューマは振り切りました。しかし一番外のナイキマドリードは手応えがよく,直線の半ばでスターボードを捕えると,中団からさらに外を追い込んできたディープハントも4分の3馬身抑えて優勝。末を生かしたディープハントが2着。スターボードは最後はアクシデントか追うのを止めたように見えましたが,1馬身半差の3着は確保。同一厩舎の上位独占となりました。
優勝したナイキマドリードは前走のゴールドカップから連勝。南関東重賞は5勝目で重賞1勝。第56回から連覇。本質的にはこの距離は短いものと思われますが,今日は外枠から楽に追走できました。そうなれば総合力は上ですから順当な勝利といえるでしょう。衰えている気配は窺えず,重賞でもまだ好走が可能のように思います。
騎乗した船橋の川島正太郎騎手は昨年2月の報知グランプリカップ以来の南関東重賞制覇。船橋記念は連覇で2勝目。管理している船橋の川島正行調教師は第43回,44回,51回,52回,56回を制していて,連覇で6勝目。
Xの観念を有する限りで神のうちにAの観念がある。Aの観念を有する限りで神のうちにPの観念がある。よってXの観念を有する限りで神のうちにPの観念がある。いかにも成立しそうな三段論法です。しかしこの三段論法は,『エチカ』のうちでは成立しないのではないかと僕には思えるのです。少なくともこれが成立しない場合があるということは,確かだとも思うのです。
僕がこのように考える根拠は,ごく単純な物体によって組織される複雑な物体があり,それら複雑な物体によって組織されるさらに複雑な物体があり,このことを無限に進めていくと,延長の属性の間接無限様態である全宇宙の姿が構成されるということを,スピノザが認めているように解釈できるという点に存します。
第二部定理七系からして,延長の属性の間接無限様態の観念は,神のうちにあると考えられます。そしてその観念の秩序は,第二部定理七によって,延長の属性の間接無限様態の秩序と一致しなければなりません。延長の属性の間接無限様態は,第二部定理二二の仕方で,延長の属性を原因として生じます。そうであるならその観念は,同じように第一部定理二二の仕方で,思惟の属性を原因として生じるといわれなければならないと思います。
一方,延長の属性の間接無限様態を構成する物体に何かが起こるとしたら,それは第一部定理二二によって説明することはできません。なぜなら第二部定義一により,物体は延長の属性の個物だからです。したがってそれは第一部定理二八によって説明されるのです。そして同じようにその観念も第二部定理七系によって神のうちにあります。そしてやはり同じようにその秩序は第二部定理七によって,その観念の対象ideatumの秩序に一致しなければなりません。よってそれも第一部定理二八によって説明されなければならないことになると思われます。各々の相違は,それが延長の属性の下で考えられるか,それとも思惟の属性の下に考えられるのかという点にあります。そしてとくにそれが現実的に存在する個物の中に起こることの観念と限定される場合には,第二部定理九によって説明されるということになるでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます