書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

設計製造ソリューション展。

2013年07月05日 15時58分38秒 | 日記
○設計製造ソリューション展。

 「3Dプリンター」の通称で何かとマスコミで取り上げ始めた造形機だけど、試作業界では「RP:RapidPrototypeing」の一種として扱われている。

 RPっていうのは必ずしもプラスチック材料だけではなくて、金属の粉末を熱線レーザーで溶かし固める方式や、宝飾関係で用いられているロストワックス用材料で出力したり、金属鋳造の砂型を3Dプリンターで出力するものなど多種多様。

 最近急激に機械の価格が下がったのはFDM(熱溶解積層)方式のもので、これはプラスチックの細いケーブルを熱で溶かしながら水平方向に塗り付けて立体物を作り出す方式で。最近では10万円台の機械もあちこちから発売されているらしい。

 3Dプリンターの話をするためには、先ず「サポート材」についての知識を知っておいた方が良いと思うので、簡単に説明しておこうと思う。


 §:サポートについて。

 3Dプリンターでは、「ステージ」と呼ばれる土台から造形物を生やしながら造形出力を行うのですが。ところが造形データによっては出力過程で空中に出力しなければならない場合や、ステージから生やす形状であっても横方向に大きく張り出した形状の場合には、重力から支え切れずに形が崩れてしまうケースが生じることがある。

 そこで「ステージ」から予め細い柱を立てて支えたり、後で造形物から剥がせる別の素材(専用サポート材)を枕にする方式の2種類があって。これらを一括して「サポート」と呼びます。

 造形物と同じ素材で細い柱を立てる場合、どんなに柱を細くしても造形物本体にサポートの跡が残ることになり。形状によっては取り除くことが出来なくなる場合もあるので、この方式の場合はどんな形でも作り出せるとは限りません。

 しかし、専用サポート材を用いて枕状の土台を同時に造形する方式の場合、造形物本体を空中に作り出すのと同じように出力出来るため。造形物の形状にはほとんど制限がありません。


 造形物と同じ素材でサポートを形成する方式については、デジモデが参考になると思います。
http://digimode.jp/contents/info/oyakusoku/
http://digimode.jp/contents/recipe/modeling_with_support/

 専用サポート材料は大別すると、剥離応力だけで剥がすタイプのものと、水や溶剤を用いて溶かすタイプの2種類があって。剥離応力だけで引き剥がすタイプの場合は中空構造を作り出すことが原理的に出来ませんが、溶剤を用いるタイプでは中空入れ子構造などの複雑な構造も作り出すことが可能となります。

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○デジモデ デジモデは今回の展示会には出展していなかったんだけど、3Dプリンターサービスの話では外せないと思う。
http://digimode.jp/contents/

ヤフー検索の方がいいかな。デジモデの「コウサクスキー」氏はつぶやきサイトやアメブロのアカウントもある。
http://search.yahoo.co.jp/search?fr=top_table&tid=top_table&ei=UTF-8&p=%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%A2%E3%83%87&search.x=0&search.y=0

envisionTEC Perfactory 4 × 織部
http://digimode.jp/contents/menu/oribe/about_oribe/

○鈴峯 デジモデの主力機種envisionTEC Perfactory 4は鈴峯で取り扱っていて、ブースにあった出力サンプルはデジモデで作ったものが並んでいた。
http://www.suzuho.com/

 EnvisionTEC Perfactry 4という造形機はレーザーではなくプロジェクタで投影して樹脂を固める方式なので、精細度を上げると造型サイズも小さくなってしまう性質があり。あまり大きなものは出力出来ない。


○キーエンス アジリスタ造形機は積層ピッチ15μmって書いてあるけど、意外と凸凹した仕上がりで模型用としては向いていないと思う。
http://www.agilista.jp/
 キーエンスのアジリスタはインクジェット方式で専用サポート材を用いるタイプ。

http://www.agilista.jp/study/system.html
 3Dプリンターの方式種類について詳しく載ってる。


○D-MEC ACCULAS BA-30

 有限会社桜企画さんがACCULASの古いモデルを導入しているそうで、むしろ最新のBA-30よか精度が高過ぎて、あまりに造形単価が高すぎるので少し精度を落としたモデルを出したんだそうだ。

 積層ピッチ自体はもっと細かい造形機を出しているメーカーもあるんだけど、水平解像度ならD-MecのACUULASが最も細かいようだ。積層の横縞模様も全く見えず意匠性も高いんだけど、何せ時間がかかるので出力単価も高くなるとのこと。ある程度生産数があると単価は割安になるとは言っていた。

 液槽の中に沈めながら造型する方式なので、サポートを必要とする形状の出力は難しいかも。

 D-MEC 造形サービス
http://www.d-mec.co.jp/modeling/index.html



○OPT
http://www.opt-techno.com/3dprinter/
 今回OPTのブースは3Dプリンター/ラピッドプロトタイピングゾーンになかったので行きそこねたけど、サイト上ではチョコレート3Dプリンターとかあったらしい。
http://www.opt-techno.com/opt_choc/
 若干仕上げが粗すぎて立体物としては微妙。当然サポート材はない。


○田邊研電 Solidscape
http://www.tanabekenden.co.jp/jpn_jewelry_top.html
 田邊研電は主にアクセサリー宝飾関係でのロストワックス造形ソリューションを提供しているの会社なので、取り扱っているSolidscapeの造形機はロストワックス造形しか出来ないモデルになる。

 ただ、ロストワックス専用ではあるんだけど、専用サポート材を用いる形式になるため、CADデータの作成に制限が少ないのが特徴。

 物凄いちっちゃな仏像とか展示してたけど、最高解像度で造型するとかなりキレイに仕上がるようだ。残念ながら写真は撮影許可がおりなかった。


○SEAFORCE DWS

 SEAFOCEさんもアクセサリー宝飾がメインらしいんだけど、DWSの造形機は強度の高いアクリル系材料でも出力出来るので、電子コネクターなどの工業系でも使われているらしい。

 ただ、DWSの造形機は田邊研電のSolidscapeと異なり、専用サポート材を用いない形式になるので、後加工が必要になったり形状の制限もありそう。でも仕上がりはSolidscapeとくらべても遜色ない。
http://www.seaforce.co.jp/

 DWS
http://www.digitalwax.asia/dwstop.html

 SEAFORCEでは造型サービスもやっている
http://www.kakounet.com/


○ASPECT ナイロンや金属の粉末をレーザーで溶かし固める方式の造型機を製造している。
http://www.aspect-rp.co.jp/
 自社で造形サービスもやっているけど、多分都立産業技術研究センターの方が安いと思う。
http://www.aspect-rp.co.jp/service1.htm

 都立産業技術研究センターはまだ金属粉体造型はやっていないようだ。
http://www.iri-tokyo.jp/seihin/kiki/ichiran/17-sekkei.html
 都立産業技術研究センターには3種類の3Dプリンターがあって、あちこちバラバラに配備されている。具体的にどういった機械なのかという情報がほとんど全く載っていないので厄介。

 粉体造型はサポートがなくても空中(粉中?)に造型出来るので、形状制限が比較的少ない。


○NTTデータエンジニアリングではEOSINT FORMIGA(独)の造型機を用いたサービスを展開している。
http://www.nttd-es.co.jp/

EOSINT(独)製の造型機紹介ページ
http://www.nttd-es.co.jp/services/am/eosintformiga/usage.html


 ◇:金属粉体焼結造型には、レーザー以外にもEBM(電子ビーム)方式っていうのもある。
http://search.yahoo.co.jp/search?p=EBM%E9%80%A0%E5%BD%A2&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=top_table&x=wrt
EBM造形Yahoo!検索


○丸紅情報システムズ株式会社 Stratasys(米)はFDM(熱溶解積層)方式のモデルと、Plyjet(インクジェット)方式の二種類の機械を取り扱っている。
http://www.marubeni-sys.com/modeling/
 サイト上ではStratasysは世界最大の3Dプリンターメーカーだって書いてあった。


○3DSystems(米)の造型方式は多彩。最近ではフランスの金属焼結造型機メーカーPhenix Systemsを買収。確かイスラエルのObjetもこの会社の傘下だったような。
http://www.3dsystems.co.jp/products/index.html

 さすがにオバマ米政府がテコ入れしているだけあって、アメリカ製3Dプリンターは種類も豊富です。

 ◇追記:ObjetはStratasysだった。



 ◇:Web上をさまよっていたらメーカー名一覧を入手したので掲載しておきます。

○光硬化樹脂造型方式 *注:大まかな分類なので、必ずしもこの方式の機械しか作っていないわけではないです。
SLA :米
CMET(帝人精機) Nabtescoグループ 三菱商事
SONY SCS D-MECで扱っているマシンがSONY製という噂が。昔のモデルには「SONY」のロゴがある。
F&S :独
上海交通大学 :中
デンケン 大分県アウストラーダ社扱い
メイコー
ウシオ/ユニラピット http://unirapid.com/
アウストラーダ
中部日本工業
Envision TEC :独
Objet :イスラエル http://jp.objet.com/はStratasysのサイトに飛ぶ
Stratasys :米
Solidscape :米 http://www.rhinojewelry.jp/zokei/html/solidscape.htm松村金銀店
Sanders DI :米
Beijing Yinhua :中
Optomec :米 金属焼結造型機の話が多かった
POM Group :米 http://www.pomgroup.com/何だか要領を得ないサイト
Albrecht-Roeders :独

○粉体焼結
3D Systems :米
EOS EOSINT :独
Trumpf :独
F&S :米
Phenix Systems :仏 http://www.cadjapan.com/news/2013/d20130618_02.html 3DSystemsに買収
Concept Laser :独 http://www.concept-laser.de/en/industry/jewellery.html サンプル画像をクリックすると拡大される
ARCAM EBM :スェーデン
Wuhan Binhu :中
松浦機械 http://www.matsuura.co.jp/japan/
アスペクト

○粉末固着
Z Corp :米
Extrudehone :米

 3Dプリンターに限らず、こういった製品のサイトを見るとメーカー名なのか製品名なのかがわからなくて困惑することが多いので。できればメーカー名には「○○社(国名)製」とか書いておいてもらうと判りやすいと思う。


 Web上をオランダ人のようにさ迷っていたら、こんな記事も発見。コメントも含めて参考にはなると思う。
http://www.gizmodo.jp/a/2013/05/3d_74.html?r=search.yahoo.co.jp


//------その他いろいろと見てきた。


○守田光学

 守田光学って会社がライトパイプっていう光学ガラスの棒を展示していたんだけど、最大20cmで価格は\25,000-程度で買えるとの話でした。出展していたのは円柱や四角柱、六角柱だったけど、正三角柱も作れるそうなので、万華鏡のミラーボックスの代替として使えると思う。

 一般的に万華鏡に用いられる表面鏡のミラーボックスっていうのは、光量損失が数%あるので、視界の周囲が暗くなる性質があるけど。ガラスの塊のライトパイプでは臨界全反射するので、ガラス自体の透明度損失しか影響しない。

 まぁ、これは万華鏡作家さんに実際に現物を見てもらうしか伝わらないかな。

Fig:

守田光学
http://www.moritaop.co.jp/

//------

○ MIKURO SPRING CO.,LTD

 ミクロスプリングは社名の通り物凄い小さなバネを製造している。バネになった状態で既に極細のものは、素となる線材はもはやおいらの肉眼では見えない。(*_*)

 ブースにバネ製造機械(コイリング・フォーミングマシーン)を持ち込んで実際に針金からバネを製造している所も展示していたんだけど、その機械の動作があまりに細かくて、極細針金がまたたく間に複雑なバネに加工されてゆく様が、何とも律儀で。まるでピタゴラスイッチのポキポキアニメみたいで思わずワロてしまた。

 ちなみに社名の「ミクロ」は「MICRO」ではなくて「MIKURO」。

 MIKURO SPRINGCO.,LTD
http://www.mikuro-spring.com/

 ◇:ちなみに大田区の方にはMicroSpringっていう会社もあって、「ミクロスプリング」で検索するとこっちが先に出て来る。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~microspring/

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○株式会社サイトウ製作所

 小さいと言えば、ドリルの物凄い小さいのもあった。太さΦ0.03㎜っつうから髪の毛よか細いドリルで、もはやボール盤では使うことが出来ず、精密なマシニングセンタでしか使えないとのことでした。

 太さΦ0.03㎜ともなると、直接いきなり深い穴をあけるわけにもいかず、段階的に長さの異なるドリルを使い分けて穴をあけたりするらしい。

http://www.atom21.co.jp/

 精密電子制御スライドステージとスピンドルを組み合わせて専用ボール盤をこさえたら需要があるのかな。まあ、ないだろうな。

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○ファンテック(三和金型)のサイトに模型用モータで使えるシロッコファン(遠心式)が載っていない件。

 今回は紙の設計図面集やパンフレットの入った資料集をもらったので調べてみたら、製品番号の

30-15R-E0
40-20R-E0
50-15R-E0
50-30R-E0

 の4種類には軸径Φ3.0㎜,Φ2.0㎜,Φ1.5㎜ が選べるとのこと。今後新たにプロペラファン(軸流式)でも外径Φ30㎜,Φ40㎜,Φ50㎜が模型用モーターの軸に対応するとの話。

PF30-7P-R
PF40-7P-R
PF50-7P-R
PF60-5P-R

 はシャフト径Φ3.18㎜,Φ3.0㎜,Φ2.0㎜,Φ1.5㎜から選べて、

PF80-5P-R

 はΦ3.18㎜,Φ3.0㎜,Φ2.0㎜が選べるようになるそうです。って、外径Φ60㎜とΦ80㎜も対応しているじゃんか。

 軸径Φ1.5㎜っていうのはタミヤで発売しているミニモーターに対応している。

 プロペラファンでは軸径Φ3.18㎜っていうのがあるんだけど、どうもラジコン用のRS540モーターの軸(Φ3.17㎜)に対応しているのではないかと思う。

 違うかな。違うのかな。どうなんだろう。

 まぁ、いいや。

 とにかく出展者さんに「サイト上に載ってないよ。」って言ってきたんで、そのうちサイトにも反映されるとは思う。

http://www.sanwafan.co.jp/


 出展者さんは「一個だけからでも買える。」って話をしていたんだけど、価格表をよく読んだら

「サンプル価格 一個 1,000円 (lot100未満)」

 って書いてあったので、シロッコファンを個人で購入するとなると1セット7,000円にもなってしまうことになる。やっぱり事実上個人が直接購入出来るようにはならないらしい。


 以前にも書いたけど、シロッコファンっていうのは風に脈動がほとんどなく、静圧や指向性も高い(やたらと遠くまで風が届く)ので、乾電池式の空気清浄器や扇風機に応用出来るのではないかと思っている。ブースで回っていた最も小さなシロッコファンでも乾電池2本でそこそこの風圧が得られるので、一回使ってはみたいんだけどな。

 電池を使わなくても手動送風機っていうのも面白いと思う。



 ブースの去り際に直径15㎜のプロペラファンのサンプルを一握り(7個)貰ったので、試しにRF300にくっつけてニッケル水素充電池2本直列(2.4[V])で回してみたんだけど、風なんて全く起きなかった。

Fig:
 設計図面では「PF15-7Pプロペラファン」というのがあるけど、動作特性表はなかったので、要するに「ファンの模型。」に過ぎないらしい。(-_-)



 相変わらずメールは送れない。
Fig:
 って思ったら、何のことはない、おいらの東芝Android標準ブラウザがメールソフトを自動起動するように出来ていなくて、短絡的にURLと勘違いしているだけだった。
Fig:
 どうもメールが送れない会社が多いなって思ってた。凹むわー。

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○ULVAC

 アルバックテクノ株式会社っていう金属の表面に滑り性を高めるコーティングをしている会社があって、旋盤とか切削工具の跡が残っている部品にも関わらず、触った感じがツルツルしていて何とも不思議だった。

 ゴムベルトのプーリーにコーティングを施すと、回転損失が下がるだけでなく、音がほとんどしなくなるとか、回転ムラがなくなるなど、様々な付加的効果もあるんだそうです。

 でも負荷が大きいとゴムベルトが滑ったりするかも。

ULVAC アルバックテクノ
http://chemical.ulvac-techno.net/

カタログページ
http://www.ulvac-techno.co.jp/topics/catalog.html



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○ホッティーポリマーが新開発品を幾つか出展していたので、貰った資料から幾つか取り上げてみる。
http://www.hotty.co.jp/smt/top/

 「HPフロック」っていう静電植毛同等品は、植毛精度が良いらしくて、むしろ静電植毛よか光の反射率が低いくらいだったので、カメラレンズのフード先端にくっつける用のトリムをこさえたら良いかなって思った。反射がとても小さいので、カメラレンズの内部に使っても良さそうな感じ。
http://www.hotty.co.jp/smt/products/products_HP_flock.html

 「超極細スーパー・エンプラチューブシリーズ」っていう、軟質プラスチックのパイプは、外径0.3㎜~3.0㎜までいろいろ取り揃えているそうだ。TPI(熱可塑性ポリイミド)のチューブは色や光沢が独特なので、一番細いのを編みこんだら面白いテクスチャーが出来るような気もする。耐熱240℃なんだそうなので、鍋敷とかミトンをこさえたらおもろいかな。構造がパイプなので多少の断熱効果も期待出来るかも知れないし。なんなら剛性も高そうなので内部を真空にしちゃえば断熱効果も多少上がるのかも知れない。
http://www.hotty.co.jp/smt/products/products_polyimide_tube.html


 他にもポリ乳酸を用いた「Ecoフレキシール」、ポリ乳酸に自社開発のエラストマーを配合した「ハイブリッドガスケット」、プニプニしたプリンゲルみたいなゲルと一体押出成型した「ゲルガスケット」などが出展されていた。
http://www.hotty.co.jp/smt/products/product_byblid_gasket.html
http://www.hotty.co.jp/smt/products/products_gel_gasket.html


 「新開発品」とは書いてなかったんだけど、「新たに取り扱いを開始致しました。」って「電磁波シールド材」っていうのも載っていた。ヒシチューブみたいに熱で収縮するものもあるらしいんだけど、WebSiteからは見つけられなかった。

***

 自動車に使われている防水トリムを、プニプニのゲルガスケットと交換したら色も多彩なので面白いかも知れない。蓄光トリムをトランクにつけたら暗闇でも荷物をぶつけたりしなくて良いかも知れないし。意外と自動車のトリムって黒ばっかりで面白味がないので工夫の余地がありそうな気もする。

 ダイセルで開発した柔軟導光材料でトリムをこしらえたら、LEDで光るトリムってのも出来るんじゃないかな。

 そういえば自動車のドアって頭ぶつけることがたまにあるから、ドアトリムを設計段階からもっと太くて柔らかいのにすれば良いのにな。太くするなら小花柄やタータンチェック模様にするのもアリかも。ドア自体のフチにも柔らかいトリムを別途取付ても良さそうだし。

 あと、プラスチックやゴムのトリムって、服飾のパイピングの代わりに使えたりしないのかな。ファスナーが噛み込まないような構造とか開発したら便利なんじゃないかって思う。

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○スマート成型 KDA
http://www.kda1969.com/
 抜きテーパーを無くすことも出来るって書いてある。数百個単位での生産に良さそうなサービス。

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○城北伸鉄株式会社 軟磁性材料 ELCH2
http://jouhoku.0ch.biz/elch/elch.html
 なぜか萌えキャラ推しになっていたけど、サイト上では萌えキャラは載ってなかった。

Fig:

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○旭エレクトロニクス株式会社 旭興産グループ
http://www.aec.co.jp/
 アミューズメント施設などで使うようなバーチャルリアリティシステムをこしらえているそうだ。電車の運行研修用システムもこさえていて、人身事故を再現しててドキッとした。バーチャルでも鉄道人身事故っていうのはゾッとします。身内に事故被害者遺族がいたりしたら見てられないんじゃないかな。

 タブレット端末とインタラクティブに大型コンピュータから3D動画をリアルタイム配信するシステムを開発していたらしいんだけど、展示していたタブレット端末ではタブレット単体に載って動いちゃったらしいです。

 HMD(HeadMountDisplay)にはキヤノン製のものを使っているそうだ。

キヤノン HMD エムリアル
http://www.canon-its.co.jp/mr/index.html



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○オマケ

 軟式ネコ手パンチのイヤホンジャックチャームを貰ったんだけど、どこのブースで貰ったのかわからなくなってしまった。

Fig:
 うっ、ストロボが強すぎた。

Fig:
 ストロボの前にティッシュペーパーを被せて光量調節。

 配布物にはメーカー名を書いた紙も一緒に封入しておくべきだと思う。

//------

 新木場にあるハシケが干潮で露出していた。どうやら既に座礁していて、これ以上は沈まないらしい。

Fig:
 2013年6月20日 午前10時57分

 ハシケの向こうに船も一隻沈んでいたようだ。傾いているので共に座礁しているんだと思う。



Ende;
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