書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○こじつけ。

2017年11月13日 13時01分25秒 | 意識論関連
「遺伝子や子孫を遺すため」といった「目的」行動選択を生物の行動にあてはめることが既に非科学的な大嘘なのである

遺伝的に遺った先天的行動習性というものは、あくまで様々な先天的行動習性を持った個体の中において偶発的に死ななかった個体への淘汰の結果であって

個体にも遺伝子にも何の目的など存在せず あくまで先天的行動習性というのはシーケンシャルに促される「結果」以上の何物でもない

個体は先天的に組み込まれた行動習性のままに、いわば強迫観念的につき動かされているに過ぎず それが自然淘汰の結果として外見上生存や種の保存に適した行動に見えることがあるとしても 個体にも遺伝子にもそれは目的ではなく あくまで結果でしかない

現在の進化生物学においては、繁殖などの行動を個体の「努力」であると形容しているが。先天的行動習性である以上、それは努力でも何でもなく、あくまで「その行動をしなくてはいられない。」といった衝動行動でしかない

衝動行動が「努力」や「目的」であるならば、イジメ差別迫害暴力も「努力」や「目的」ということになってしまうのである

そんなバカな話要らん

個体の生存や遺伝子の方に価値を優先するのであれば、人間性も自律も自己犠牲も必要ないことになる



現在生存している生物の行動習性というものは、あくまで生存に適した行動習性を持った個体への淘汰の結果であって。個体は目的行動選択はしておらず、ましてや努力など一切していない

結果的に遺った行動習性に対して、進化生物学者達は「生存のために」などといった後づけのこじつけをしているだけであって。先天的行動習性には目的行動選択も努力も存在していないのである

ヒトという種の生物には、先天的にイジメ差別迫害暴力の習性があるが、これに対して「より優秀な個体への淘汰を促すための努力だ。」などとこじつけているのと同じことである

こうしたバカげたこじつけを正当化しているからこそ、フランシス:ゴルトンの優生学などというトンデモない観念に対して130年以上にも渡って誰も満足な論理反証をしてこなかったのである

「自然淘汰圧力のままに任せておけば自動的により優秀な種へと進化が促されるものである。」という、現在の進化生物学者達の妄想を鵜呑みにしているからこそ、ニーチェの「超人」幻想に基づいたナチズムの大量虐殺が行われたのであり

こうした進化生物学の大嘘を周知徹底しないというのは、もはや人類全体に対する冒涜でもある



Ende;
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