書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○カメラの冷却と防湿。

2018年07月17日 14時23分28秒 | 日記
 真夏の酷暑の中、カメラのバッテリーが30℃以上になると劣化が激しくなるそうなので、ある程度の冷却をしたいわけなんだけど。

 カメラごといきなり冷蔵庫に放り込んでしまうと開けた瞬間に結露して危険なので、やんわり20℃くらいにまで冷却しようと思ってスーパーで無料配布している発泡スチロールの保冷ケースに入れている。

 とは言え、何せ連日最高気温が35℃超えなので、保冷剤として水道水を入れたPETボトルだけでは充分に温度を下げることが困難。

 だからと言って、いきなり冷凍庫で凍らせたPETボトルや保冷剤を入れても冷えすぎてしまうので。小さな保冷ケースに凍らせたPETボトルを入れてフタをし、これを大きめの保冷ケースに入れて、その上に一枚段ボールを敷いてから密封チャック袋に入れたカメラを置いてフタをしている。

 これで12時間くらいは22~25℃前後に保つことが出来ている。



 で、話は終わりかと言うとそうではなくて、密封チャック袋の中にカメラと一緒にシリカゲルも入れて防湿してるんだけど。袋の何が悪いのかシリカゲルが半日程で赤くなってしまい、湿気を吸わなくなってしまうのだ。

 食品用のチャック袋ならシリカゲルの色が変わらないので密封度が高いようなのだけれど、ダイソーで買ってきたA4サイズのチャック袋(事務用?)が湿度を保つのに有効ではなかった。

 問題なのは、食品用のチャック袋にはカメラが望遠レンズごと入る程大きなものがない。

 はて、どうしたものやらとダイソーの店内を徘徊していたら衣類圧縮袋(2枚入り)っていうのを発見。使ってみたらこれが正解で、数日経ってもシリカゲルの色は青いままだった。

 ◇追記:残念ながら数回チャックを閉じたり開いたりしたらチャック部分が破けてしまった

どうも繰り返し使うことは想定されていないらしい



 話はまだ続く。

 シリカゲルって時折お菓子の袋の中に入っていたりするので、これを棄てずに電子レンジで加熱すれば再び使えるようになるわけではあるんだけれど。実際に電子レンジで加熱すると袋の中で結露が生じてしまい、湿気を充分に抜くことが出来ないのだ。

 お菓子などの食品に封入されているシリカゲルというのは、再利用を考慮に入れたパッケージではないということらしい。

 そこで、手頃な大きさの紙袋にシリカゲルの中身を移し替えて使っている。

 で、電子レンジで加熱することで水分を抜くわけだが。過熱し過ぎてしまうと最悪紙袋が焦げたり燃えたりしてしまいかねないので、手で触って温度を確認しながらいろいろ試したところ。シリカゲルの量によっても、吸湿した水分量によっても異なるので一概には言えないのだけれど出力600Wで1分間加熱した直後に100Wで4分間加熱することで概ね脱水することが出来るようになった。

 加熱脱水直後はまだ熱いので、いきなりカメラと一緒の袋に入れたりはせずに、食品用チャック袋に入れて30分程常温放置してから使用している。

 出力調整の出来ない電子レンジの場合は、600W1分で加熱したら食品用チャック袋に入れてしばらく冷まし、再度チャック袋から出して600Wで1分加熱すると良いと思う。

 とは言え、あくまで自己流脱水方法なので、やるなら自己責任で。

 電子レンジが壊れても責任負えないっす。



 それから、麻布十番にシリカゲルの専門店があるそうな。

 商品一覧

 シリカゲルにはいろんな種類があって、食品に使われているものは主にA型なのでカメラ用には向いていないとの話もある。

 おら知らないで混ぜちゃったよ。

 どうなんだろう…。

 最近ではダイソーでもシリカゲルの取り扱いがあるんだけど、「電子レンジ禁止、天日干しで乾燥させろ。」って書いてある。

 でも湿度の高い東京の夏では天日で干しても充分に脱水出来ないので、注意書きを無視ぶっこいて電子レンジかけたら不織布が若干熱で融けたらしくて重なった部分がところどころくっついたりしてビビった。

 加熱時間を短めにするなどして温度が上がり過ぎないようにやれば電子レンジでもナントカなりそうではある。

 何度も言うけど責任は持てない。

 合成繊維の不織布は一旦出火するとボーボー燃え上がってかなり危険なことになりそうでもある。



Ende;