書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

面白くはない話

2020年07月25日 15時40分57秒 | 意識論関連

ヒトのルーツが「サルからの遺伝的進化」であろうが「神の創造物」であろうが 今現在における選択とは関係がなく

むしろルーツにこだわるからこそ神だの遺伝的進化を万能だと勝手に錯覚して実証不能の観念を振り回す要因となるのである

ルーツが犯罪者であろうが何であろうが 現時点において正しい選択ができるかどうかが人格や人間性や倫理なのであって

「ヒトはどこから来たのか」などという選択可能性のない既存の自己の起源は人間性や倫理とは無関係なのである

ヒトはいままで様々な「業績」を成し遂げてきたが あらゆる「業績」の全ては社会安全性や持続可能性なくしては意味がない

たとえ如何なる「業績」を上げても持続可能性なくしては意味がなくなるのである

「過去に何を成し遂げたか」が重要なのではなく 最も重要なのは社会持続可能な安全性こそが最優先されなければ人間性も倫理もスッタクレもありゃしないのである

地球環境すら維持出来ないヒトが 火星に行った途端に環境維持が急に出来るようになるわけではない

そもそも月にも火星にも磁気圏がないため 大気組成だけ地球に似せても地球の代替にはならず 地下に籠もって生活するしかないのである

地下に籠もりたいのなら別に地球以外の惑星に行く必要性がない

地球環境を破壊しまくった挙げ句に火星に逃げ出せば良いと思っているのであれば それは犯罪者の発想とさしたる違いはない

ヒトが地球環境を破壊しているのは 先天的欲望という因果律(運命)に逆らうことが出来ていないからであり 科学の技術や知見の発展が原因ではない

科学の技術や知見というものを 先天的欲望のままに利用した結果 地球環境を破壊しまくっているのである

プラスチックゴミの問題においても レジ袋や不織布マスクをキチンと可燃ゴミとして焼却処分せずに道端に棄ててしまうから問題になるのであって これは「科学技術による高機能素材の開発」が問題なのではなく それを使う個人の欲望(無意識性)が問題なのである

「ヒトはいままでずっと地球環境を破壊し続けて来た」というルーツを根拠に 「ヒトとは地球環境を破壊し続ける以外に選択不可能である」ことの論理的証明には一切ならない

ヒトは遺伝的には進化することはない

なぜなら突然変異によるバリエーションの多様化はあっても過酷な自然環境における淘汰圧力からは逃れた存在だからである

それなら 遺伝的進化などに頼らず今現在のヒトの先天的性質に基づいた意識の改革をする以外に社会を改善するための選択肢はなく ゾロアスター教の「超人」幻想で満足しているのはただのバカでしかない

「ヒトはそのうち超人に進化するから 何もしなくても何も考えなくても良いんだわ」などと勝手に妄想して満足しているのはバカという以外形容詞がない

そもそも社会安全性や持続可能性を求めているのは神でも遺伝的進化でもなく あくまで「ヒト」が求めているのであり これは「ヒト」が解決しなければならない問題なのであり

神だの超人が解決してくれるわけではない

ヒトが神の産物でもなければ 自動的に超人への進化が促されるメカニズム構造があるわけでもない

それが「怖い」とか「不安だ」とか そういった主観的感覚を元に毛嫌いしても それは無責任な現実逃避でしかあるまい

フリードリヒ:ニーチェの論理的根拠のない勝手な決めつけや リチャード:ドーキンスによる科学的証明のない断片的現象だけを根拠にしたお伽話を鵜呑みにしておいた方が気分は良いのだろうが その気分的安心満足こそが現実を直視する誠実さを失わせ 無責任な嘘を鵜呑みにするという ヒトの先天的欠陥なのである

 

マルクス:ガブリエルによる「世界は存在しない」だとか「時間は無限に分割すればなくなる」などといった現実離れした突拍子もない話の方が大多数の大衆にとって主観的には「面白い」のであろう

だが それは社会安全性や持続可能性にとって害にはなっても益にはならない

なぜなら それは論理客観的根拠のない嘘でしかないからだ

人畜無害だと思ったら大間違いである なぜなら何が真実なのかを見失っているからである

「面白いかどうか」はただの主観である

その主観こそが論理客観的根拠に基づいた真実を見失わせているのである

野依良治は「主観が大事」などと言い出したが これには論理客観的根拠が著しく欠落しており 野依の糞ジジイの勝手な決めつけでしかない

もはやとっととノーベル賞も取り下げて理化学研究所の理事もクビにすべきである

 

Ende;

コメント
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