書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

考えないヒト

2022年05月16日 11時58分52秒 | 意識論関連

マイケル:サンデルは認知行動療法的手法で 学生に「どうして そう思うのですか?」という問いかけによって 学生に考えを促しているのである

他人から促されないと考えないのであれば 考えを促されなければ自分からは何も考えようとはしなくなる

本来であれば サンデルなどの他人から促されなくとも日頃から自分の頭で物事を検証判断することが「意識」として重要なのであって 促されてから考えていたのでは本質的には自発性ではない

それは「やる気スイッチ」的に他人から煽られている意欲に過ぎず カルト宗教の教祖に「やる気スイッチ」を押されてしまえば地下鉄に毒ガスを撒き散らすバカにもなり得るのである

 

養老孟司の言っている内容の論理整合性の著しい欠落については 誰も「本当に間違っていないと言えますか」とは考えを促さない

促されていないことは 誰も考えもしないのである

更科功のような生物学権威による説明についても チャールズ:ダーウィンによる遺伝的進化のメカニズム説明をした直後に 「生きていること自体が目的」だの「生きているだけでも立派なものなのだ」などといった支離滅裂で主観に基づいた話であっても 衆愚マスコミの大半は 話の内容に論理整合性が抜け落ちていることには誰も気づかない

マルクス:ガブリエルが「世界は存在しない」だとか「時間は無限に分割すればなくなる」などといった荒唐無稽なデマを言っていても ヒトの大半は何の疑問も持たずに簡単に鵜呑みにし 「新時代の哲学」などと称した哲学界の称賛に疑問を持たない

イマヌエル:カントの「純粋理性批判」についても 哲学権威が「近代哲学の最高峰」などと称賛していれば 大衆マスコミの誰も異論を挟まなかったのである

 

振り込め詐欺に騙された場合には 警察という権力や 家族から騙されたことを告げられることで 騙されたことをやむなく認めているだけであって 気分的に落ち込むだけで なぜ騙されたのかについての論理客観的原因については何の自覚もないため 何度でも騙されることを繰り返すのである

学術権威の肩書を持った者の言っている内容に間違いや嘘が混入していても 衆愚マスコミのほぼ全員は間違いや嘘には気づかない

多数が気づかなければ その多数によってもたらされる気分的安心感によって どこがどう間違っているのかなど 興味すら持たないのである

フランシス:ゴルトンの優生学に対する論理反証は 遺伝的進化に目的が存在せず 決して都合良く進化が選べるようなものではないことを理解していれば 中学生であっても説明可能なものである

実際には小学生でもできるようである

バカなタレントが「進化で月経の痛みがなくならないのかしら」などと言い出すのも 遺伝的進化というものを論理的には誰も理解していない証拠である

こうした予測に対し 生物学者共は「進化には何千万年もかかる」などという間違った説明をしているが 農作物や家畜の「品種改良」は数十年単位で可能なものであって 淘汰圧力さえかければヒトでも「品種改良」は可能なものである

いわずものがなヒトを「品種改良」するなどということは人権を無視した野蛮行為である

遺伝的進化という自然現象の恐ろしさを理解していないからこそ 「進化で何でも解決するんじゃないだろうか」という妄想観念が働き これが優生思想という凶悪な人権侵害の施策を推し進めた原因なのである

ある病理診断医を弁護してきたバカが 「そんなの皆知っている」などと言ってきたことがあるが 知識として「知って」はいても 論理客観的には「理解」していないからこそ 遺伝的進化における「典型的な間違い」が一向に訂正周知されないのである

NHKの番組制作者達も 同じ様に「知って」はいても 論理客観的に「理解」しているわけではないために 何が間違いで 何が正しいのかを自律的には誰も判断すらしないのである

こうした状態を無意識でバカだと言っているのである

生物学権威の説明を鵜呑みにしておけば主観的には安心満足で 間違っていても責任は全て権威が負ってくれるとでも「思って」いるのであろうが

そうした「感覚(錯覚)」こそが自律的な社会的責任判断選択能力を不具にしてしまう原因なのである

 

腹が減ったので昼飯だ

 

 

 

Ende;

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