書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

ハインリッヒの法則を無視して安全性を語る資格はない

2022年09月06日 11時45分57秒 | 意識論関連

怠惰な天才なんて聞いたことがあるだろうか? ないだろう。なぜなら、天才というものは強迫観念に駆られているので、一様に勤勉なものだから。さらに天才は、公には、親からの遺伝(「天分」)よりも、自分自身の努力にはるかに高い価値を置く傾向がある。

 クレイグ・ライト

 ↗出典:天才の子どもが「大抵は天才じゃない」という真実家系や血筋による遺伝だけで人は大成しない

 

 

⇨努力さえすれば天才になれるというものではない

どんなに学力偏差値を上げるために努力してもバカはバカのままである それは都営三田線に毒ガスを撒き散らした東大医学部の学生を見れば明らかである

天才と呼ばれる人たちは 努力を努力だとは「思って」いない

決して「強迫観念に駆られて」などおらず 個人的に好きで楽しいから人並みはずれた外見的「努力」に結びついているに過ぎない

千住真理子がストラディヴァリウスに取り憑かれているのは 別に強迫観念に駆られているわけではなく それが楽しくて仕方ないから中毒になっているのであって 誰かと比較して競争的な強迫観念に駆られているわけではない

他人と比較して「勝ちたい」と思うのは 過酷な生存競争において先天的に組み込まれた本能的なものであって 生育環境における「常識」による価値観が作り出すものであり 主体的選択による「目的」としてのものではなく あくまで環境依存的「結果」としての強迫観念である

既存の学力偏差値基準を鵜呑みにし 学力偏差値競争に勝つことだけに意識を奪われていれば それは既存の学力競争ビジネスのカモにされているに過ぎず どんなに努力しても教えられた以上の何も発見発明することはできず 秀でた能力にもつながらない

そもそも「天才」かどうかの基準そのものが凡人の決めつけであって 遺伝子の研究で有名なメンデルも画家のゴッホも生前は全く評価されなかったのであり 全くアテにはならない

大衆には苫米地英人だの読書猿だのが人気を集めているが 大衆にとって彼らは「天才」なのだろうが それは大衆観念に過ぎない

大衆は自分の頭で物事を論理客観的には検証せず 権威肩書を持った相手が「○○は危険」と主張すれば論理客観的根拠なんぞなくても簡単に鵜呑みにするバカである

ヒトの大半は自分の頭で物事を論理客観的に判断しない習性があり だからこそ洗脳が成立してしまうのであって かつて東大学長(具体的には忘れた)が言ったように「全てを疑え」というのが知性の根源にある

「疑う」とは言っても観念的猜疑心を持つことではなく むしろその主観的猜疑心そのものも疑う自己客観性を持つことも重要となる

「それじゃ一体何を信じればいいの!」などと衆愚は怒り出すことが多いが 信じるに価するかどうかを自分の頭で論理客観的に考えて判断してこその知性というものであって 主観的に「信じる相手がいないから不安」などという話は知性にとってどうでも良い話なのである

「信じる相手がいないと不安」なのはヒトの先天的本能習性であり 欲望に過ぎず 欲望そのものを欲することはできず 欲望そのものはそれだけでは意志でも目的でも何でもなく 単なる遺伝的進化の「結果」に過ぎないのである

社会安全性や持続可能性を基準にしてこその「人間としての目的」だと言えるのであって 安全性にとって最も重要なのは主観的安心満足ではなく 論理客観的根拠に基づいた安全性の確証である

あらゆる「人災」の根源的原因とは 個人が自律的な社会的責任を負わなかったこと(国会原発事故調査委員会報告書)」であって 主観的安心満足こそが論理客観的安全性の検証を放棄させた根源的原因なのである

ヒトは主観的に安心満足すると論理客観的根拠や証拠がなくても安全性と錯覚する

安心満足することで「怖く」なくなるから洗脳なのである

その意味において 苫米地英人が言うように洗脳というのは「そこら中に存在しているもの」である

苫米地はその「数」の大半は有害性がないからと称して傍観放置しようとしているが どの洗脳が有害性を発揮するのかは予測がつかず 「ヒヤリ・ハット」事象を大量に含んでいるからこそ 有害性が重大事象に発展しないように萌芽の時点で丹念に潰してゆく必要がある

危険学や失敗学の観点からは 「一つの大きな事象の陰には無数の小さな事象が隠れている(ハインリッヒの法則)」に基づいて考えるべきであって 苫米地英人のように「大半は有害性がない」などと称して傍観放置するのは安全性の観点からは重大な間違いである

生物学者で元京大学長の山極寿一もまた「ヒトの大半は戦争をしていない」などと称して「戦争はなくなる」などという何の根拠もない主張(嘘)で大衆から人気を集めたのである

ヒトの子供を集団生活させれば勝手にイジメ差別が始まるものであり ヒトという種の生物は先天的に差別や暴力によって統率的協調性を発揮して満足しようとする認知的欠陥が存在しているからこそ ウクライナ侵攻などというバカげた重大事象も引き起こされたのである

SNS上においてもMicrosoft社のTwitterAIがヘイトスピーチを「学習」してしまうほど差別が溢れかえっているのであり ヒトとは差別や暴力によって集団的統率協調性を発揮することが大好きで中毒性が伴う習性が先天的に存在しているのである

それは別に特定のヒトだけが例外なのではなく それを自覚している人なら自分の主観的好き嫌いで他人を評価しないという理性によって抑制しているから差別をしないのである

以前誰かが「自分はレイシスト(差別主義者)だ」と言っていたが ヒトは先天的には差別をするものである

子供が誰彼構わずついていってしまったら危険なのであって 親など信頼に価する相手以外を怖がり差別するのは生物的には正しい行動である

だが 「親」でありさえすれば全面的に信頼に価するとも限らず 洗脳されて餓死させられることもある

子供ならいざ知らず 20歳以上の「大人」であるならば社会的責任として自分の頭で物事を検証判断することは社会的義務である

 

衆愚が「天才」になりたがるのは 世間的評価や報酬という利己的利益が目的であって 社会安全性が目的ではない

別に「天才」としての評価を得られなくても 一人の社会人としての責務とし自律的な社会的責任を負うためには 論理客観的に検証(考える)ことは避けてはならないものである

「学校の勉強は認知的ワクチン」などというデマを信じていれば 何度でも東大医学部の学生レベルの偏差値の高いバカは量産され続けることになるのである

それを「危険性が低いから」と称して読書猿を傍観放置して良いわけがないのである

ヒトという種の生物は 主観的に「面白い話」や「楽しい話」なら簡単に信じ込み 相手を好きになることで安心満足し 疑うことをしなくなる先天的習性がある

だから洗脳が可能なのである

読書猿だの苫米地英人だのマルクス:ガブリエルは 洗脳を利己的金儲けに利用しているから暴走破綻には至らないが 頭の悪い奴が洗脳の手口を会得してしまえば幼児を餓死させたり 都営三田線に毒ガスを撒き散らしたりさせることは むしろ簡単なことなのである

赤堀ナントカや麻原彰晃は 信者からの人気を得ることだけが目的であったために 主観的安心満足が優先することで荒唐無稽なデマによって暴走破綻に陥ったが 洗脳である以上は金儲け目的であろうと 人気取りの暴走であろうと洗脳であることに違いはなく 嘘やデマと真実の区別がつかなければ危険性が存在することに違いはないのである

ハインリッヒの法則を無視しておいて持続可能性も安全性もヘッタクレもあったものではない

あまりにバカが多すぎてどうにもならねぇよ

天才にならなくても良いから まずバカにならないようにしてくれ 優先順位がおかしいだろ 優先順位がおかしい時点でバカなんだよ

 

 


Ende;

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