書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

真理が見えなくなる原因

2019年06月05日 15時19分53秒 | 意識論関連
論理的根拠に基づいた「考え」というものと

その場限りの恐怖心の強度程度が促す「思い込み(錯覚)」の区別が出来ていないことが諸悪の根源である

風評が風評なのは 観念的恐怖心の強度程度の多数共有に過ぎないからであって これは真理(本当のこと)の論証には全くならない

動物的には その場限りの恐怖心や快楽の追求だけでも仕方ないが ヒトである以上は人間としての知能である客観的論理検証に基づいた慎重な判断選択が必要である

何も論理的に検証していない大衆観念に基づいた恐怖心が暴力的な最終解決という非合理な行動を引き起こすのであって

ひきこもりなどで「社会から孤立している」ことが 短絡的に無差別大量殺人に結びつくわけではないことは 過去の事例を丹念に調べれば明らかである

大衆の短絡的で無神経で無責任な行動こそが 「甚大なバカ」を生み出す温床になっているのであって 人々が自分達の頭の悪さを認識理解しないことには無差別大量殺人のような訳のわからぬ犯罪はなくなることはない

一つの重大事象の陰には 無数の小さな事象が隠れているのであって 無差別大量殺人のような「重大なバカ」の陰には無数の「小さなバカ」が存在しているのである

多数無数の小さな無責任であれば責任が薄まるという「感覚(錯覚)」こそが 大衆の頭の悪さに対する危険性の認識を妨げているのであり

ヒトという種の生物の脳は 多数派同調さえしておけば安心満足してしまい 個人が自律的に社会的責任を持つことを阻害してしまうという先天的欠陥がある

ヒトという種の生物というのは 別に何某(なにがし)かの意図目的に基づいて作り出されたものではなく 結果的に死なずに生き残っただけの存在に過ぎず 決して完全無欠の優秀な知的生命体などではない

「自分は先天的にバカで欠陥がある」ことを自覚していれば 欠陥が促す錯覚に惑わされることなく客観的な論理検証によって真理(本当のこと)を認識することが出来るようになるのである

しかし ヒトには「正常性バイアス」というものがあり 平たく言えば「自分だけは絶対に大丈夫」だという根拠のない過信に溺れていた方が気分的に楽なのである

それは不条理で絶望を「感じる」かも知れないが こうした自己の主観的「感覚」を疑う自己客観性なくして人間性も倫理も働くことはないのである

バカな大衆は根拠のない風評と私刑懲罰炎上に明け暮れていれば安心満足出来るのであろうが そうした目先の安心満足ばかりの追求こそが本当の危険性の原因を見えなくさせる原因なのである

そういうバカな大衆にとって都合良く引用出来る「名言」の陳列を 大衆は「哲学」だと勘違いしている

そりゃ真理が見えなくて当たり前の話である



Ende;
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