夢を見た。
以下に書く部分の展開が強いものだから、
そこまでのストーリーは忘れてしまった。
その前に、夢のもととなった経験を書いておく。
そこを踏まえないと、ただひどい夢を見る人と読まれてしまう。
※
2019年の夏、同居していた母が
通販で食品を大量に購入した。
28,000円分の食品が届いた。
最後に届いた段ボール箱は、私が身体を折って入れるほどの大きさだった。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/acc419d0f50b5a8a0f808b7d859cc841
その他にも、通販で冷凍食品を大量に購入してしまったことが有る。
子どもの棺桶かというくらいのサイズの発泡スチロールの箱が届いた。
配達のおじさんが
「大丈夫?」と言うくらいだった。
大丈夫じゃない。
私は気が変になりそうだった。
冷凍庫には母のための買い置きの食品が既に入っている。
それを整理してなんとか詰め込んだのだったか。
もう、忘れよう。
忘れようったって忘れきれない。
それくらいの気持ちの負担が有った。
有った証拠に、夢を見るわけだ。
では、昨夜の夢。
※
台所で母が何か嬉々として立ち働いている。
夜間に巡回して来てくれた介護士さんが相手をしてくれている。
時計を見ると2時半だ。
夜に寝ないと、脳と身体の調子が乱れて、症状が強く出る。
間違って薬を飲んだのだろうかと思うような、興奮した様子だ。
食材を見て料理の計画を話しているようだ。
見ると、発泡スチロールの箱から野菜などが溢れている。
玄関のほうに行ってみると、更に2つの大きな発泡スチロールの箱が在り、
氷に埋もれて、鯖くらいの魚がたくさん、
向こうの箱の氷の上には鰹が一本見える。
鰹が一本???
そんな買い方をするか???
怒りを抑える。
強い怒りを強い気持ちで抑える。
それはとても苦しい。
抑える苦しさに耐えきれず、怒りを爆発させる。
私は怒声をあげながら母を蹴倒し、仰向きに倒れた母を見て
首を絞めてしまいそうだと思ったらもう首を絞めにかかっていた。
※
目が覚めると、首がガッチガチに凝っていた。
こりゃひでえ。
こんな夢を見ていては、眠っても休まるわけはない。
※
朝、犬の散歩に出て歩きながら、夢を思い出した。
発泡スチロールの箱から鰹の尻尾が見えたのを思い出した。
そして、
一拍おいて後から、首を絞めたシーンを思い出した。
殺そうとする行動に出たことは、忘れかけていた。
忘れたかったのか。
忘れたふりをしようとしていたのか。
忘れようとして忘れられるわけもない。
その怒りは意識の底に潜伏して、
身体に不調を起こさせて隠れようとする。
忘れようとして潜伏させるより、
思い出して片付けてしまったほうがいい。
そこまで考えた時、気付いた。
さっきまで凝っていた首が、軽くなっている。
ざまみろ、乗り越えた。
※
散歩から帰ってから、ノートに夢を書き記した。
夢を見たら仔細にノートに書くことにしている。
こうすると、イヤな夢を見なくなっていく。
片付いていくのだ。
※
朝起きた時は、こんなひどい夢を見たということを
今日会う予定の友人Mに話そうと考えていた。
現実に大量の食品が届いた時、
友人Mは運ぶのに手を貸してくれたのだ。
だから、それがどんな経験だったのか、Mは知っている。
夢に見てしまうという意味も話せば伝わるだろう。
ところが、私は今日、Mにこの話をするのを忘れた。
もう、話す必要が無くなったのだろう。
話さなくても平気だったのだ。
※
イヤな夢を見たら、
特にイヤだった部分も忘れずに思い出すこと、
それを書くこと。
これでずいぶん片付く。
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