犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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悪夢

2022年03月04日 | からだ

夢を見た。

以下に書く部分の展開が強いものだから、
そこまでのストーリーは忘れてしまった。

その前に、夢のもととなった経験を書いておく。
そこを踏まえないと、ただひどい夢を見る人と読まれてしまう。



2019年の夏、同居していた母が
通販で食品を大量に購入した。
28,000円分の食品が届いた。
最後に届いた段ボール箱は、私が身体を折って入れるほどの大きさだった。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/acc419d0f50b5a8a0f808b7d859cc841

その他にも、通販で冷凍食品を大量に購入してしまったことが有る。
子どもの棺桶かというくらいのサイズの発泡スチロールの箱が届いた。
配達のおじさんが
「大丈夫?」と言うくらいだった。
大丈夫じゃない。
私は気が変になりそうだった。

冷凍庫には母のための買い置きの食品が既に入っている。
それを整理してなんとか詰め込んだのだったか。
もう、忘れよう。

忘れようったって忘れきれない。
それくらいの気持ちの負担が有った。
有った証拠に、夢を見るわけだ。

では、昨夜の夢。



台所で母が何か嬉々として立ち働いている。
夜間に巡回して来てくれた介護士さんが相手をしてくれている。
時計を見ると2時半だ。
夜に寝ないと、脳と身体の調子が乱れて、症状が強く出る。
間違って薬を飲んだのだろうかと思うような、興奮した様子だ。

食材を見て料理の計画を話しているようだ。
見ると、発泡スチロールの箱から野菜などが溢れている。

玄関のほうに行ってみると、更に2つの大きな発泡スチロールの箱が在り、
氷に埋もれて、鯖くらいの魚がたくさん、
向こうの箱の氷の上には鰹が一本見える。

鰹が一本???
そんな買い方をするか???

怒りを抑える。
強い怒りを強い気持ちで抑える。
それはとても苦しい。
抑える苦しさに耐えきれず、怒りを爆発させる。

私は怒声をあげながら母を蹴倒し、仰向きに倒れた母を見て
首を絞めてしまいそうだと思ったらもう首を絞めにかかっていた。



目が覚めると、首がガッチガチに凝っていた。

こりゃひでえ。
こんな夢を見ていては、眠っても休まるわけはない。



朝、犬の散歩に出て歩きながら、夢を思い出した。

発泡スチロールの箱から鰹の尻尾が見えたのを思い出した。
そして、
一拍おいて後から、首を絞めたシーンを思い出した。
殺そうとする行動に出たことは、忘れかけていた。
忘れたかったのか。
忘れたふりをしようとしていたのか。

忘れようとして忘れられるわけもない。
その怒りは意識の底に潜伏して、
身体に不調を起こさせて隠れようとする。
忘れようとして潜伏させるより、
思い出して片付けてしまったほうがいい。

そこまで考えた時、気付いた。
さっきまで凝っていた首が、軽くなっている。

ざまみろ、乗り越えた。



散歩から帰ってから、ノートに夢を書き記した。
夢を見たら仔細にノートに書くことにしている。
こうすると、イヤな夢を見なくなっていく。
片付いていくのだ。



朝起きた時は、こんなひどい夢を見たということを
今日会う予定の友人Mに話そうと考えていた。
現実に大量の食品が届いた時、
友人Mは運ぶのに手を貸してくれたのだ。
だから、それがどんな経験だったのか、Mは知っている。
夢に見てしまうという意味も話せば伝わるだろう。

ところが、私は今日、Mにこの話をするのを忘れた。
もう、話す必要が無くなったのだろう。
話さなくても平気だったのだ。



イヤな夢を見たら、
特にイヤだった部分も忘れずに思い出すこと、
それを書くこと。

これでずいぶん片付く。

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