犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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水彩画とか書道とか

2017年06月15日 | 日々

テレビは見ないのだが、インターネットの動画サイトで、
地上波の番組も見る。
気に入ったものは、一時期にまとめて見る。

雑誌を読まないが、何かの雑誌に連載していたものを単行本にしたものは読む、
というのと似ているのかもしれない。
雑多にあれこれの事が感覚器官に入って来るくらいなら、
静かなほうがいい。
いつも頭の中では何か音楽か言葉が鳴っているから。



芸能人に芸事や家事などをやらせて、センスを査定する、という番組がある。
友人にすすめられて、見るようになった。

俳句の先生の歯に衣着せぬしゃべりが、良い。
他にもその道の一流の人が出てきて、ポイントを押さえた指摘をするのが面白い。
先生たちが、センスの無いものに対する不快感をあらわにするのをとらえているのも、いい。

しかしたまに、妙なお題や疑問な先生も登場する。
ことに、書道のお手本はお粗末と思える。
「ここをこうするとバランス良く書ける」なんて言って、
バランスの悪い字を書き上げる様子を撮っている。
この番組の影響で、こういう書が良いものという認識がひろがったらどうしよう!
知名度と技術は、ときに無関係なのだ。



漫才コンビ麒麟の片割れ、川島氏は絵も描く。
水彩画での勝負で意地をかけていたが、
ライバル視していた別の芸人に1点追いつかなかった。

正確に遠近法にのっとって描けていない、と先生は指摘する。
しかし、先生の指摘は間違っている。

歪んで描いてしまったように見える部分は、
隣の塀と角度が違うのだ。
それは、写真を見ればわかる。
壁面が地面に接する線を見れば、銭湯の入り口が道路から少し引っ込んでいて、
問題となった壁面は道路と角度が違うのだ。

https://youtu.be/24cYMtrrqq8?t=39m59s

先生はそこに気付かなかったのか、
お手本でも入り口は道路に接しているように描いている。



ま、動画サイトで見ているので、この放送もほぼ一年前のものだから
話題性は無いんだけどね。
点数付けて査定だなどと言っているわりに、
妙なこともやっていることが気に入らなくて。


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