犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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いなづまじじぃ

2018年08月14日 | 犬と暮らす
散歩中に犬がした便は拾って持ち帰る。
私の住む東京郊外調布市辺りでは、マナーとして浸透して
20年くらいは経つだろうか。
以前は空き地だの植木畑だの道端の陰だの、
土の面はいくらでも有ったので、そこならいいという雰囲気だった。
拾わずとも土をかぶせれば良い、という時期も有って、シャベルを持ち歩く人も多かった。

今は、小さなポリ袋を持ち歩いて、便は確実に拾って持ち帰るべし、となっている。



お隣の世田谷区で犬を散歩しているのを見ていて、数年前に気付いたのは、
ペットボトルに水を持ち歩いていることだ。
犬が排尿すると、そこに水をかける。

えーと。
道端にオシッコをしたものを、水の勢いで隅っこに押し流す、というのなら分かる。
それ以外の操作は、かえって不衛生なようで、気にかかる。

道の真ん中でしたオシッコに、ペットボトルの水をかける。
薄まった尿が広い水たまりになる。
尿領域は拡大するし、乾きにくくなる。

道端の草むらの中でしたオシッコに、ペットボトルの水をかける。
なんなら、水をかけたことで水量が増して、
草むらから舗装の上へ何か液体が流れ出て来ることすら有る。

それでも水をかけるべきなのか?
本来、何をどうしたくて水をかけているのか?
本末転倒してやしないか?



我が飼い犬ジーロくん、13歳と3週間。

雄犬は、散歩中にマーキングする。
あちこちに、少量づつ尿をかける。
片足を上げてするのは、より高いところに尿をかけて、
自分の体格を大きく見せるためだ、と言われている。
ほんとかよ。

ジーロも去勢しているとは言え雄なので、マーキングする。
感心する。
オシッコを止めるって、難しい。
人間の雌である私には、排尿を中途で止めるというのは非常に難しい。
でも尿もれ対策としては、たまにそんな練習もしておくと良いとも聞くが。
いや難しい。

犬は数十分の散歩の間、行きを中心に十何回もマーキングする。
最後のほうはもうオシッコが出ないで、空砲だったりもする。
でも片足を上げる。



足を上げる角度が下がってきた。
あんまり高く上げられない。
高く上げるとバランスを崩してしまうのだ。

と思っていたら、今度は、足を上げ続けられなくなってきた。
オシッコの途中で、もう足を下ろしてしまう。

と思っていたら、今度は、オシッコが止まる前に歩き出すようになった。
オシッコに急ブレーキがかからなくなったのか、
歩き始めてもオシッコが出ていて、2,3歩進んでしまう。

なんだかとてもだらしないようだが、
これが老犬というところだろう。

と思っていたら、歩数が増えた。
片足を上げ、オシッコを出し始め、足を下ろし、しばらくしたら歩き始めて、
何歩か行ったところでやっとオシッコが止まる。

もう、オシッコが止まらないどころではない。
オシッコしながら歩いている、という状態だ。
今朝など12歩歩いた。

歩くとちんこが左右に揺れるのであろう。
オシッコの跡も左右に揺れる。
道の片隅に、電柱から始まって、オシッコでジグザグが描かれるのだ。

は、恥ずかしい。
これからはペットボトルに水を持ち歩くことにしようか。

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