犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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2018年05月04日 | Do it myself
二段で高さ60㎝の踏み台で、中に物を入れて棚としても使えるようになっている。

近年、母がこの中にも本を詰め込んだ。
本をみっちり詰め込むと、重い。
踏み台は、あちこちに移動させて使う物だ。
あまり重い物を入れるのは、適切ではない。

しかし、キャスターが付いているようだ。
転がして移動できる。
ところが、あまりに重い物を入れているせいで、うまく回転しないようだ。
と言うより、そもそも、踏み台にキャスターを付けているのって、危ないじゃないか。

使い方も作り方も間違っているなあ、と思いながら、
中身を抜き出して、踏み台をひっくり返してみる。
底には、車輪型のものより高価と思われる、球が入った形のキャスターが取り付けてあった。
ただ、やはり重過ぎて負荷がかかったせいか、キャスターを固定している釘が抜けかかっている。

いや、こういう所を固定するのは釘じゃなくて木ネジがふさわしいだろう。
それでも、面が平らではなくねじれの入ったような面になっている釘を選んではいるが。
それに、側面の板と底面の板の高さを揃えておらず、側面の板で立つ構造になっているので、
キャスターを取り付けるネジ穴が3個あいているうち2個しか使えていない。
これも弱い。
何度も付け直したのか、キャスターの周辺は釘を打った痕の穴だらけになっている。
これでは、キャスターの交換もできない。いやもうキャスターは付けないけど。

どうも、いろいろ作り方がおかしい。
きっと、最初はキャスターを付けるつもりは無かったのだろう。

よく見ると、側面の板の下端の線はよれよれに曲がっている。
写真で一番手前の角に写っている線だ。
さらによく見ると、下書きの線はまっすぐに鉛筆で引いてある。
下書きが完成した物の内側になるように引いてあるのは、さすがである。
しかし、父が鋸を挽いて、こんなによれよれになるはずが無い。

これは・・・
(以下推測)
この家に引っ越して来たばかり、あちこち家を整えるにあたって踏み台が必要で父はさっそく自作した。
それを見ていて「やらせて」と言って5歳の私が鋸を挽いた。
一ヶ所だけ挽かせてやり、結果よれよれになったが、そのまま使った。

ということなのではないだろうか。

しかもその箇所は底なので、そのまま置くと踏み台がガタガタ揺れる。
これでは使い物にならないので、予定していなかったキャスターを取り付けた。



四隅にフェルトでも付けて、使おう。

たまにはこのくらいのハートウォーミングなエピソードも。
あ、法螺じゃないっすよ。

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