犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

かしら餅

2018年05月05日 | 自画自賛
[あらすじ] はじまりは鏡餅だった。

友人Mが、毛糸の帽子を犬に編んでくれたのは年末のことだ。
頭が冷えるわけではない。
帽子にお飾りを取り付けて、頭の上に乗っけようという趣向である。
犬にとってはどうでもいい。少し迷惑なくらいだ。

橙の乗った鏡餅も、編みぐるみで作ってあった。
やけにかわいい。
被せて散歩に出たら、すれ違う深大寺の参拝客にもウケた。

これは面白い、ということで、二月は私が鬼の面と福の面と煎り豆の入った枡を、紙で作った。
じゃあ奇数月はM、偶数月は私、ということにした。
三月はフェルトで作った菱餅が毛糸で編んだ漆塗りに象嵌の皿に乗っていた。
四月は小さな仏像をアイスのへらと割り箸と紙を、胡粉で塗って作った。

こうなると、奇数月は餅だ。餅で決まりだ。
端午の節句もあるじゃないの、餅が。
日本の祝いご馳走は、餅なんだとつくづく思う。

というわけで、五月篇は柏餅。
Mはこの作品をポリ袋に入れて手に提げて来てくれたのだが、
てっきり私の好物のみそ餡かしわ餅を持って来てくれたのだと思った。
なあんだ、フェルトか。いや、お見事。

庭の菖蒲を老犬に添えて。

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