犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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ピエール

2011年06月28日 | 日々
現職都知事の言葉を集めた人がいる。

http://matome.naver.jp/odai/2129161684892120001?page=1&viewCode=WP&grid=false

いやいや、好きでもないのに読み切っちゃった。


慎重な母は、「どんな言葉にも文脈がある。ひとことを切り出して
どうこう言うのは危険だ。」と言う。

もっともだ。

もっともなんだけど。

ひとことに凝縮される人の考え方もあるなぁ。
しっかし、たくさんあるなぁ。


60-70代の人は前頭葉が退化しているから政治は任せらんないらしい。
で、
今の自分はどうなのかいなぁ?

差別だらけ。
あらゆるところに差別がある。
差別主義者だな。自分対他者の。



ちょっと笑ったのが、
「フランス語は数を勘定できない言葉だから、国際語として失格している」
っていう発言。

私は10年くらい前にフランス語を独習したのだが、その時に
冗談として、フランス語が英語のような位置にならなかったことを
同じ理由で言った。

どういうことかというと…
11はonze、12はdouzeと、10+1や10+2ではない語を持っている。
12進法が基礎にあるのか、と思うと、
この調子で16までは10+#ではない語が続く。

それでも、17以降は10+#になり、24は20+4 vingt-quatreだ。

ところが、60過ぎた時がスゴい。
61、62、……69の次。
70!と言わずに、60+10と言う。
そのまま、60+11、60+12、……60+19で、
80はどうするかと言うと、

4×20。quatre-vingt。

そんで、
4×20+1、4×20+2、……4×20+19 quatre-vingt-dix-neuf、と来て、めでたく
100 cent。となる。

これじゃあ数学がややこしいんではないか、と私は当時思った。
逆に、100までの間にずいぶんな暗算をしている気もするが…。
それにしても、九九の文化とはかなり異なる。

メートル法が国際基準で、英語が国際語だってんなら、
この際、英語のeleven, twelve~nineteenも、tenone, tentwo,…tennineに
変えないと国際語たり得ないんじゃないのぅ?
なんて思う。


今、日本語で数を数える日本人はいないね。
日本語って、やまとことば。
単独で使う時はひとつ、ふたつ、とも言うけど、
パパパと数える時には、いち、に、さん、と漢語だ。
意識してる?これ外来語だよ。
'日本語'だって外来語だ。


先日、家の者が電話口で緊張して
「はい、にじゅうなのかでお願いします。」
と言ったのには笑った。


あー、話が反れてスッキリしたね。

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