今日は、IDAHO(アイダホ)。
International Day Against Homophobia, Transphobia and Biphobia
の略称である。
国際反ホモフォビアの日。
フォビアというのは、嫌悪とか恐怖とかいった意味だ。
同性愛嫌悪と闘う記念日なのだ。
どんどんウィキペディアに頼ると、
「1990年5月17日に世界保健機関が同性愛を国際疾病分類から除外したことを記念して定められた。
なお5月17日は、2004年にアメリカ合衆国マサチューセッツ州が、
さらに2010年にはポルトガルが同性結婚を合法化した日でもある。」
つまり、1990年5月17日までは、私は病気だったのだ。
ということに関しては、何度か書いている。
↓去年の今日の記事。
http://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/b5bf8e293afad385827b198a26caa5cc
昨日書いたことだが、中学生の頃に心理学書や精神医学書に救いを求めたが、
そこには「治療対象」としての「性的倒錯」という扱い方しか無かった。
それから数年後には、そのような捉え方は世界的に否定されたわけだ。
ちなみに「治療」であるが、寡聞な中からご紹介いたしますと、
異性愛的なアダルトビデオを見ながら自慰させるとか、
異性と同性の裸の写真をランダムに見せて、同性の裸の時に電気ショックを流すとか。
そんなアホげな「治療」が行われていたということだ。
そんなの治療というよりまるで刑罰だ、と思うかもしれないが、
現実、現在も世界の中には同性愛者が死刑になる国もある。
反ホモフォビアの日という記念日に、「国際」が必要なのは、
現在のそんな状況があるからだ。
今日5月17日は、国際反ホモフォビアの日。
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