犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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えきそば 25年の誤解

2014年01月23日 | たべもののみもの
[あらすじ] 駅そばが好きだ。以前はコロッケそば、今はかき揚げそば。
しかしうまい店は少ない。


昨日、そんなことを書いたら、駅そばが食いたくなってしまい、
ネットで調べはじめたら、なにやらマニアの方のサイトに絡め取られた次第。
http://ashraf.web.fc2.com/78hyougo1.html

全国の駅そばを食べ、評価している。
ここまでやる人の評価は独断などと切り捨てるようなものではないと思う。
私が昨日ほめた店は、「新宿きって」と評価してある。

調布駅前にあったそば店は、深大寺のそば屋、一休庵がやっていた。
このサイトでも段違いの評価が付いている。
が、駅前の開発で無くなって久しい。残念なことだ。

別の深大寺の最寄り駅、つつじヶ丘の駅そばも、このサイトに
書いてある高幡そばの前は、深大寺のそば屋、門前そばがやっていた。
うまかったのはその頃だ。



さて、あれはいつだったのか、十九歳の春休みだったか。
東京駅から東海道線の夜行に乗って、尾道へ旅行した。
岐阜あたりで夜が明けたんだったっけか。

山陽本線に乗り換えてのんびりと、現地尾道で友達との待ち合わせの
時間に合わせて、加古川の駅で降りて、駅そばを食べたのだ。

そのそば屋は、駅のホーム側からも、改札外側からも入れるようになっていた
と記憶している。
そこで、そばを食べた。

すると、なにやら白くて、かけらも蕎麦らしくない、妙な麺だった。
しまった、ここはうどんの文化圏か、うどんにしときゃ良かった。
と思った。



[えきそば]のキーワードでネット検索すると、
「姫路そば」というのがヒットする。

戦後、物資の無かった頃に、小麦粉の代わりにこんにゃく粉とそば粉で
そばを作ったのだそうな。
そして、今は和風のそばつゆに中華麺、というのが姫路そばの売りになっている。
駅そばマニアがわざわざ行って食うものらしい。

姫路そばを作っている会社のサイトもある。
http://www.maneki-co.com/ekisoba.html
その名も「えきそば」で営業している。
なるほど、「そば」と「和そば」と「うどん」があるのだ。

姫路である。
5つ東の駅は、加古川だ。
加古川駅に出ているのも、「えきそば」なのだ。

十九の私が知らずに食ってなんじゃこりゃと思ったのは、
この名物、姫路そばだったのだ。

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