
[あらまし] 飼い犬ジーロくん14歳慢性腎不全。
毎日、自宅で皮下点滴している。
一ヶ月ぶりに動物病院へ行く。
採血して、血液検査の結果を待ち、それから点滴を受ける。
採血が済んだらとっとと帰ろうとする我が犬。
動物病院の自動ドアはセンサーで開くものではない。
無駄な抵抗だよ、ジーロくん。
※
一ヶ月前の診察で、腎臓に関する血液検査の結果が悪化していた。
毎日点滴をしてきたが、その前の1ヶ月半ほどは、週に2日だけ休みを設けていた。
針を打つのをいやがるようになっていたからだ。
週休2日制にしていたせいで数値が悪化したのだろうか。
犬の体を押さえに来てくれる友人Mに話して、また毎日に戻した。
そして一ヶ月経ったが、数値は横這いであった。
また、貧血も悪化していた。
この頃は食欲と元気も落ちてきている。
※
腎臓が悪いと、消化管の粘膜も傷む。
食べられないと肉も元気も落ちる。
鉄分が不足して貧血も進む。
後肢がふらつく。
ウンチをする姿勢が保てず、自分のウンチの上に尻餅をついてしまうことも増えてきた。
肢の筋肉が落ちてきているし、貧血のせいでふらつきも有るのかもしれない。
※
朝6時、母のための介護士さんが来て、私も階下の部屋に行く。
介護ベッドのわきに犬の寝床がある。
その周辺の床がウンチで汚れていた。
何ヶ所かでウンチが出て、それを踏んで歩いてしまったようだ。
まずは犬を洗面所に入れて扉を閉め、
拾えるものは拾い、床を拭き、汚れた部分のタイルカーペットを剥がした。
そして犬の足をよく拭いてやる。
爪と肉球の間や、指の肉球と大きな肉球の間の隙間にウンチが挟まっている。
きれいになったら解放してやる。
喜ぶ。
※
介護士さんが「よく眠れましたかー?」と聞くと、
母は「はい」と答えている。
「良い返事をするのが良いこと」と思い込んでいる人なので、
本当によく眠れたかどうか、さだかではない。
しかし、犬がどうとかと言わないのだから、本当に眠っていたのかもしれない。
犬が夜中にウンチを踏んで歩いて汚れるのは、
まだ良いケースだ。
※
先週のこと。
夜半過ぎに、階下の扉が開いて、母の声がする。
「ジーロはどこに寝かせればいいかしら?」
犬の寝床は一ヶ所に決まっていて変えたことは無いし、
人が寝かせるということをしたことは無い。
おかしな質問だ。
そもそも、夜間は転倒の危険が有るから、ベッドから離れて歩き回らない約束のはずだ。
降りて行って、話を聞く。
「ドタン、と音がするから、猫かと思って見に行ったら、
ジーロだったから安心したの。
倒れていたから、起こしたの。」
犬が倒れていても手を出さないでください。
と、今まで何度も繰り返し話してきた。
紙切れを拾うために屈んでも転倒するのだから、
転んで慌ててもがく犬を助け起こすのは危険だ。
もし母が転倒して、犬の上に覆いかぶさるとか
犬の肋骨辺りに手をついたとか
一緒になってめった糞まみれとか
とかく始末が悪い。
幸いその時はうまくいったが、これでうまくいったから今後も同じようにして良い
と思ってしまうと困る。
犬が倒れていても助けないでください。
と、またお願いする。
すると、「それはどうして?」と母は聞く。
やれやれ。
※
その後、犬は落ち着かず、1時間おきくらいに「ドタ」と階下から音がして、
私は起きて見に行った。
見ると犬は起きていて、よろけたのかもしれないが、立って歩けている。
母はいびきをかいて眠っている。
ということを3回繰り返し、朝が来た。
私は寝不足。犬も寝不足。母はスッキリ。
スッキリの母は介護を受けて、さらに一休み。
寝不足の二匹は少しでもと散歩に出た。
※
ウンチがあまりゆるくなかったから、良かった。
下痢だともっとたいへんだ。
腎臓の影響で下痢もする。
それを薬でおさえるというのが、今後の対処か。
ともあれ、
犬はなんのかんのと言わないので、
世話がしやすい。
毎日、自宅で皮下点滴している。
一ヶ月ぶりに動物病院へ行く。
採血して、血液検査の結果を待ち、それから点滴を受ける。
採血が済んだらとっとと帰ろうとする我が犬。
動物病院の自動ドアはセンサーで開くものではない。
無駄な抵抗だよ、ジーロくん。
※
一ヶ月前の診察で、腎臓に関する血液検査の結果が悪化していた。
毎日点滴をしてきたが、その前の1ヶ月半ほどは、週に2日だけ休みを設けていた。
針を打つのをいやがるようになっていたからだ。
週休2日制にしていたせいで数値が悪化したのだろうか。
犬の体を押さえに来てくれる友人Mに話して、また毎日に戻した。
そして一ヶ月経ったが、数値は横這いであった。
また、貧血も悪化していた。
この頃は食欲と元気も落ちてきている。
※
腎臓が悪いと、消化管の粘膜も傷む。
食べられないと肉も元気も落ちる。
鉄分が不足して貧血も進む。
後肢がふらつく。
ウンチをする姿勢が保てず、自分のウンチの上に尻餅をついてしまうことも増えてきた。
肢の筋肉が落ちてきているし、貧血のせいでふらつきも有るのかもしれない。
※
朝6時、母のための介護士さんが来て、私も階下の部屋に行く。
介護ベッドのわきに犬の寝床がある。
その周辺の床がウンチで汚れていた。
何ヶ所かでウンチが出て、それを踏んで歩いてしまったようだ。
まずは犬を洗面所に入れて扉を閉め、
拾えるものは拾い、床を拭き、汚れた部分のタイルカーペットを剥がした。
そして犬の足をよく拭いてやる。
爪と肉球の間や、指の肉球と大きな肉球の間の隙間にウンチが挟まっている。
きれいになったら解放してやる。
喜ぶ。
※
介護士さんが「よく眠れましたかー?」と聞くと、
母は「はい」と答えている。
「良い返事をするのが良いこと」と思い込んでいる人なので、
本当によく眠れたかどうか、さだかではない。
しかし、犬がどうとかと言わないのだから、本当に眠っていたのかもしれない。
犬が夜中にウンチを踏んで歩いて汚れるのは、
まだ良いケースだ。
※
先週のこと。
夜半過ぎに、階下の扉が開いて、母の声がする。
「ジーロはどこに寝かせればいいかしら?」
犬の寝床は一ヶ所に決まっていて変えたことは無いし、
人が寝かせるということをしたことは無い。
おかしな質問だ。
そもそも、夜間は転倒の危険が有るから、ベッドから離れて歩き回らない約束のはずだ。
降りて行って、話を聞く。
「ドタン、と音がするから、猫かと思って見に行ったら、
ジーロだったから安心したの。
倒れていたから、起こしたの。」
犬が倒れていても手を出さないでください。
と、今まで何度も繰り返し話してきた。
紙切れを拾うために屈んでも転倒するのだから、
転んで慌ててもがく犬を助け起こすのは危険だ。
もし母が転倒して、犬の上に覆いかぶさるとか
犬の肋骨辺りに手をついたとか
一緒になってめった糞まみれとか
とかく始末が悪い。
幸いその時はうまくいったが、これでうまくいったから今後も同じようにして良い
と思ってしまうと困る。
犬が倒れていても助けないでください。
と、またお願いする。
すると、「それはどうして?」と母は聞く。
やれやれ。
※
その後、犬は落ち着かず、1時間おきくらいに「ドタ」と階下から音がして、
私は起きて見に行った。
見ると犬は起きていて、よろけたのかもしれないが、立って歩けている。
母はいびきをかいて眠っている。
ということを3回繰り返し、朝が来た。
私は寝不足。犬も寝不足。母はスッキリ。
スッキリの母は介護を受けて、さらに一休み。
寝不足の二匹は少しでもと散歩に出た。
※
ウンチがあまりゆるくなかったから、良かった。
下痢だともっとたいへんだ。
腎臓の影響で下痢もする。
それを薬でおさえるというのが、今後の対処か。
ともあれ、
犬はなんのかんのと言わないので、
世話がしやすい。
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