[あらすじ] 旨い梅干しは高価だな。
自分で作ろう。
近所の農家の直売所で南高梅を買い、
タイミング良く貰った盆笊となんちゃら焼きの壺を使って、
梅干す。
梅の実を塩まみれにして甕の中に入れ重石をして数日すると、
「梅酢が上がって」くる。
えーと。浸透圧で果汁が浸み出るってことでしょうかね。
※
過去に、庭をほったらかしにしていた数年間が有った。
年毎に、覇権が移り変わった。
オオキンケイギクで覆われた年が有った。
一面オレンジ色で見事であったが、調べてみて特定外来種だと知った。
一掃した。
デイジーの時代は2年くらい続いた。
庭が真っ白になってこれも見事だった。
一面に殖えるほど強いものはロクなもんじゃないと思って、抜きまくって絶えた。
ある年は庭中がマツヨイグサでいっぱいになった。
子どもの頃に好きだった絵本『こだぬき6ぴき』の景色になった。
マツヨイグサは冬の間、ロゼットと言ってタンポポのような形で過ごす。
それを知らなかった頃に抜きまくって絶えた。
またある年は、赤紫蘇が庭を席捲した。
ビデオゲーム「バイオハザード」では探していたレッドハーブが
アホほど庭に在る。
赤紫蘇が殖え過ぎて、青紫蘇がすっかり姿を消した。
グリーンハーブが無きゃ意味無いのに!
※
庭の赤紫蘇を採って採って採りまくる。
葉の部分だけを切り取って、盆笊に広げて干す。
レシピより少なめだが、私はそんなに赤紫蘇好きではないので、ちょうどいいくらいだ。
適当に干した所で、塩をまぶして、揉むべし揉むべし絞るべし!!!
どす紫の汁が出る。
アクである。
絞って絞って絞りまくる。
もういいだろ、と思ったところで、梅酢を加えてほぐす。
明るい色になる。
梅酢のしっかり上がった梅の壺に投入。
染まりやがれ。
※
紫蘇を加えると、そこんとこが梅酢に浸からないので、
カビに注意する必要が有るという。
日々、甕の蓋を開けてみて、カビが出ていないかチェックしつつ、
でも甕の蓋を開けることがカビ混入のリスクを増やすじゃんと思う。
せいぜい、毎日、線香を焚く。
カビと競合する麹菌は線香を好むとかなんとか。
湿気の多い日本古来の知恵なのか。
つづく
自分で作ろう。
近所の農家の直売所で南高梅を買い、
タイミング良く貰った盆笊となんちゃら焼きの壺を使って、
梅干す。
梅の実を塩まみれにして甕の中に入れ重石をして数日すると、
「梅酢が上がって」くる。
えーと。浸透圧で果汁が浸み出るってことでしょうかね。
※
過去に、庭をほったらかしにしていた数年間が有った。
年毎に、覇権が移り変わった。
オオキンケイギクで覆われた年が有った。
一面オレンジ色で見事であったが、調べてみて特定外来種だと知った。
一掃した。
デイジーの時代は2年くらい続いた。
庭が真っ白になってこれも見事だった。
一面に殖えるほど強いものはロクなもんじゃないと思って、抜きまくって絶えた。
ある年は庭中がマツヨイグサでいっぱいになった。
子どもの頃に好きだった絵本『こだぬき6ぴき』の景色になった。
マツヨイグサは冬の間、ロゼットと言ってタンポポのような形で過ごす。
それを知らなかった頃に抜きまくって絶えた。
またある年は、赤紫蘇が庭を席捲した。
ビデオゲーム「バイオハザード」では探していたレッドハーブが
アホほど庭に在る。
赤紫蘇が殖え過ぎて、青紫蘇がすっかり姿を消した。
グリーンハーブが無きゃ意味無いのに!
※
庭の赤紫蘇を採って採って採りまくる。
葉の部分だけを切り取って、盆笊に広げて干す。
レシピより少なめだが、私はそんなに赤紫蘇好きではないので、ちょうどいいくらいだ。
適当に干した所で、塩をまぶして、揉むべし揉むべし絞るべし!!!
どす紫の汁が出る。
アクである。
絞って絞って絞りまくる。
もういいだろ、と思ったところで、梅酢を加えてほぐす。
明るい色になる。
梅酢のしっかり上がった梅の壺に投入。
染まりやがれ。
※
紫蘇を加えると、そこんとこが梅酢に浸からないので、
カビに注意する必要が有るという。
日々、甕の蓋を開けてみて、カビが出ていないかチェックしつつ、
でも甕の蓋を開けることがカビ混入のリスクを増やすじゃんと思う。
せいぜい、毎日、線香を焚く。
カビと競合する麹菌は線香を好むとかなんとか。
湿気の多い日本古来の知恵なのか。
つづく
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