テレビドラマを観るということをずっとしてこなかった。
何曜日の何時に必ず観る。とか
ビデオに録画しておいて時間の有る時に観る。とか
煩わしい。
勿体付けて週毎に小分けするなど。
「3夜連続毎回2時間スペシャル」だったら観る。
かな・・・?
そんな煩わしさを超えてまで観たくなるほどの興味が持てない。
興味が持てないのはあまり観ないからだ。
という悪循環に陥る。
悪ってこともないが。
※
インターネットの見逃し配信サイトというものの出現で、
その煩わしさが解消されてしまった。
それと、介護ストレスで「何も考えず受け身で時間を過ごしたい欲求」のタイミングが合った。
2年ほど前に友人Yから見逃し配信サイトを教わってから、
ドラマをちょいちょい観るようになった。
※
グッと見ごたえの有るものも有った。
楽しい気分にしてくれるので観るものも有った。
価値観があまりにも不快で、15分くらい観てやめるものも有った。
※
民放共通の配信サイトで観ているので、最初はどの局のものか、ということは気にしていなかった。
しかし、いくつか観るうちに、局によってドラマも特徴が有ることが分かってきた。
観ていると、なんとなくどこの局のものか分かるのだ。
※
そんな中でも異色なのが、テレビ東京のドラマだ。
短めで、とにかく、内容に深い意味は無い。
そして、テーマがはっきりと定められている。
前期は、他では食べられないようなメニューを出すけれど
今の店主が引退したら閉店になる、
つまり絶滅が危惧される絶品の食事「絶メシ」をテーマにしていた。
実に馬鹿々々しいのだが、
昭和の佇まいの店が紹介されるのを観るのは楽しい。
※
これがテレビ東京のドラマというものか、ということを覚えたのは、
1年くらい前の「日本ボロ宿紀行」であった。
同名の本を素材にしているが、
20年前に一曲だけヒットした歌手とそのマネージャーがドサ回りする、という設定は
ドラマでの脚色である。
舞台となるボロ宿は本当にボロ宿で、
いつ取り壊されてもおかしくないような所ばかりだ。
※
つまり、テレビ東京のこの手のドラマは、ドラマというよりは
午後の「情報番組」でちょいと紹介するようなネタなのだ。
※
今期の「ふろがーる!」も、
今度は風呂かよ。という気持ちで観始めた。
二十代前半かとおぼしき女性が、自宅のアパートの風呂で
入浴を最大限に楽しむ。
たとえば柑橘類を切って浮かべるとか、
クエン酸と重曹を練り合わせてボールにして入浴剤にするとか、
ほらやっぱり午後の「情報番組」に相応しいテーマである。
しかし、この女性の風呂にかける熱情が、強い。
それだけのことでドラマを作っている。
※
先週は、重曹スプレーで浴槽の皮脂汚れを落とし、
クエン酸ペーストで蛇口の水垢を落とす、ということがポイントであった。
ほら「情報」。
彼女があまり夢中で掃除しているので、
風呂なんか特に興味の無い’後輩’が、ついに自分も磨いてみたくなる。
そして、手伝ってくれたから、と彼女は後輩に一番風呂を譲る。
失恋したけどヘイチャラ、次いってみよー!と平静を装っていた’後輩’は、
湯舟につかりながら、「ちゃんと辛かった」と、初めて涙をこぼす。
※
これが風呂だよ!
と思う。
テレ東の不思議ドラマに、いつの間にか引き込まれている。
※
さて。
今日もあんまり暑いから、
午後は重曹とクエン酸で風呂場の掃除をして、そのまま入浴になだれ込むとするか。
何曜日の何時に必ず観る。とか
ビデオに録画しておいて時間の有る時に観る。とか
煩わしい。
勿体付けて週毎に小分けするなど。
「3夜連続毎回2時間スペシャル」だったら観る。
かな・・・?
そんな煩わしさを超えてまで観たくなるほどの興味が持てない。
興味が持てないのはあまり観ないからだ。
という悪循環に陥る。
悪ってこともないが。
※
インターネットの見逃し配信サイトというものの出現で、
その煩わしさが解消されてしまった。
それと、介護ストレスで「何も考えず受け身で時間を過ごしたい欲求」のタイミングが合った。
2年ほど前に友人Yから見逃し配信サイトを教わってから、
ドラマをちょいちょい観るようになった。
※
グッと見ごたえの有るものも有った。
楽しい気分にしてくれるので観るものも有った。
価値観があまりにも不快で、15分くらい観てやめるものも有った。
※
民放共通の配信サイトで観ているので、最初はどの局のものか、ということは気にしていなかった。
しかし、いくつか観るうちに、局によってドラマも特徴が有ることが分かってきた。
観ていると、なんとなくどこの局のものか分かるのだ。
※
そんな中でも異色なのが、テレビ東京のドラマだ。
短めで、とにかく、内容に深い意味は無い。
そして、テーマがはっきりと定められている。
前期は、他では食べられないようなメニューを出すけれど
今の店主が引退したら閉店になる、
つまり絶滅が危惧される絶品の食事「絶メシ」をテーマにしていた。
実に馬鹿々々しいのだが、
昭和の佇まいの店が紹介されるのを観るのは楽しい。
※
これがテレビ東京のドラマというものか、ということを覚えたのは、
1年くらい前の「日本ボロ宿紀行」であった。
同名の本を素材にしているが、
20年前に一曲だけヒットした歌手とそのマネージャーがドサ回りする、という設定は
ドラマでの脚色である。
舞台となるボロ宿は本当にボロ宿で、
いつ取り壊されてもおかしくないような所ばかりだ。
※
つまり、テレビ東京のこの手のドラマは、ドラマというよりは
午後の「情報番組」でちょいと紹介するようなネタなのだ。
※
今期の「ふろがーる!」も、
今度は風呂かよ。という気持ちで観始めた。
二十代前半かとおぼしき女性が、自宅のアパートの風呂で
入浴を最大限に楽しむ。
たとえば柑橘類を切って浮かべるとか、
クエン酸と重曹を練り合わせてボールにして入浴剤にするとか、
ほらやっぱり午後の「情報番組」に相応しいテーマである。
しかし、この女性の風呂にかける熱情が、強い。
それだけのことでドラマを作っている。
※
先週は、重曹スプレーで浴槽の皮脂汚れを落とし、
クエン酸ペーストで蛇口の水垢を落とす、ということがポイントであった。
ほら「情報」。
彼女があまり夢中で掃除しているので、
風呂なんか特に興味の無い’後輩’が、ついに自分も磨いてみたくなる。
そして、手伝ってくれたから、と彼女は後輩に一番風呂を譲る。
失恋したけどヘイチャラ、次いってみよー!と平静を装っていた’後輩’は、
湯舟につかりながら、「ちゃんと辛かった」と、初めて涙をこぼす。
※
これが風呂だよ!
と思う。
テレ東の不思議ドラマに、いつの間にか引き込まれている。
※
さて。
今日もあんまり暑いから、
午後は重曹とクエン酸で風呂場の掃除をして、そのまま入浴になだれ込むとするか。
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