犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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治療の芯

2014年04月06日 | からだ
三年間、鍼灸学校で学び、また様々な先生方の治療を受ける中から、
鍼灸治療とは、人体に縦に流れている気の流れを整えることだ、
と感じた。

具体的に言えば、鍼灸治療を受けた後は、
背筋が伸びる、
身体が軽く感じる、
すっきりする、
などといった感覚があるからだ。

私が今、鍼灸治療の根拠としている理論は、
始原東洋医学という。

東洋医学と呼ばれているものは、
中国で漢かそれよりちょっと前あたりの時代に成立した
とされているものだ。
黄帝内経(こうていだいけい)という本にその理論がまとめられている。
これはたいへん大雑把な説明だが、
今はこのことが話の中心ではないので、詳しくは触れない。

始原東洋医学は、東洋医学が理論として構築され、文字によって記録される、
それより以前の医学という意味あいである。

根本から離れず、より原点に近く、
より感覚的である。

私が自分の鍼灸の礎に始原東洋医学を選んだのには
いくつか理由がある。

そのうちの一つが、治療の目的あるいは目安が、
身体に走る縦の気の流れを良くすること
だからだ。
自分の体感に合っている。

治療が済んだ時、
「なんだか身体が軽くなった」
「楽に立てる」
なんて感じてもらえると、
シメタッ!
と嬉しい。

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