犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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みづのみばず

2020年03月26日 | イキモノタチ
家から数十メートルのところに、養蜂場ができた。
一年前だったか、もう少し前だったか。

私は月極駐車場を借りているのだが、そのすぐ脇だ。
ある午前、車に乗ろうとしたら何か音がする。
遠くで工事をしているのだろうか。
近くの家で戸を開けて洗濯機を回しているのだろうか。

あまり聞き慣れない音だな、と思いながら見回して、
空中のもやもやに気付いた。



朝、日が昇って気温が上がってくると、
並んだ巣箱の周囲にわんわんと蜂が飛び交う。

しばらくそうやっていた後、出勤していく。
いってらっしゃーい。働け蜂。



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池の掃除をしようと庭に出たら、例の音がする。
もう耳に慣れた、ミツバチの羽音だ。

見ると、池の縁の水際に大勢いる。
苔にも何匹も付いている。

どうやら、蜜蜂たちの給水ポイントになっているらしい。
どうぞどうぞ、ごゆっくりお飲みください。



あまり気にせずに作業をしている。
滅多なことで刺してはこないだろう。

念のために調べてみると、
寒い時期は攻撃的になる、という。
しかし、寒い時期はわざわざ飛んで来ないから、大丈夫だ。

蜜蜂が一回刺すと死んでしまうのは、
針に繋がった内臓も一緒に抜けてしまうからだという。
決死の攻撃は、余程のことが無いとしない。

ではどんな時が決死なのか。
ヒトの私には分からないから、知るしかない。
餌が足りないとか、大勢死んだとか、女王に何か有った場合などだという。
いづれにしろ、巣箱やその周囲など、大勢集まっている状況でなければ
刺すことは無さそうだ。

そして、針で刺す前に、体当たりなどをしてくるという。
えーん、あんなちっこい虫が体当たりしてもこっちはなんとも無いよ。
でも、蜂たちが当たって来るな、と思ったら
速やかに退散するのが良い、ということが分かる。



庭仕事をしていて、アシナガバチに刺されたことが有る。
一度だけ。
枝の陰に蜂がいるのに気付かずに剪定作業していたのだ。

パン! と衝撃的な痛みが来た。
すぐに蜂だと思って、急いで洗って冷やした。
痛みや腫れが引いて、2週間後くらいに痒みが出てしつこく続いた。

次の年くらいに、小学校の時のK先生が
ひと夏に3回、蜂に刺された、と言う。
手がグローブみたいに腫れたという。
でもアナフィラキシーショックは無く、無事にそんな話をしている。
この人はアホなんだと思う。



蜂毒は蜂の種類によって、毒に含まれる成分も少しづつ異なったり
共通したりしている。
だから、別種の蜂に刺されてもアナフィラキシーショックを起こすことは
有り得るようだ。

穏やかなみつばちたちがみづを飲んでいるだけなので
お邪魔しないよう気を付けよう。
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