我が飼い犬ジーロくんは毎朝、雑草を食っては吐くという健康習慣が有るが、
この夏は地面を掻いて土を食うようになった。
と、書いた途端、ここ数日はまた草を食う。土も食うが。
※
犬の散歩で行った先で、アシナガバチを見た。
先日、拙宅にも連日何匹も上がり込んで来たので、
反感と親しみと興味が深まっている。
木の枝にぶら下がるようにとまっている。
私の目より少しだけ高いくらいの位置なので、観察しやすい。
何かを捕まえて来たところのようだ。
うす緑色で、蜂より少し大きい。
さては、蛾か何かの幼虫だろうか。
アシナガバチは、幼虫に卵を産み付ける。それか。
近付いて見てみると、抱えているのはどうやら
ウマオイのようだった。
秋の虫、バッタの仲間だ。
どうするのだろう。
ムシャムシャやっているが、硬いところは外して持って帰るのかな?
と思って見ていた。
すると、そのうち、足がポロリと落ち、翅がハラハラと落ちて行った。
蜂は、ムシャムシャという作業を、ウマオイを抱えてやっている。
その間、木の枝から一本の足だけでぶら下がっている。ひー
結局、ムシャムシャの末に飛んで帰って行った。
体液を吸うだけならムシャムシャやる必要も無いだろう。
食えるところだけ食ったのだろうか?
※
帰宅してから調べてみると、
アシナガバチの成虫の食生活は独特のものであることが分かった。
昆虫の身体は、頭・胸・腹の3つ部分からできている。
アシナガバチは、腹の上部がとびっきりくびれている。
誰より細いウエストを誇っているロココな蜂なのだ。
そのせいで、食べ物が消化できない、と解説されていた。
なんと。ウエストが細過ぎて、食べ物が通過できないのだ。
じゃあどうやって栄養補給しているかというと、
蜂の幼虫が出す、糖液を吸っているのだそうだ。
働き蜂は、巣にいる幼虫のために獲物を肉だんごにして持ち帰り、
そして幼虫が分泌する液を口移しに得ているという。
へええ、ほおお。
※
それにつけても、ムシャムシャ中にずっと枝につかまっているのが
たった一本の足というところが印象的だった。
この夏は地面を掻いて土を食うようになった。
と、書いた途端、ここ数日はまた草を食う。土も食うが。
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犬の散歩で行った先で、アシナガバチを見た。
先日、拙宅にも連日何匹も上がり込んで来たので、
反感と親しみと興味が深まっている。
木の枝にぶら下がるようにとまっている。
私の目より少しだけ高いくらいの位置なので、観察しやすい。
何かを捕まえて来たところのようだ。
うす緑色で、蜂より少し大きい。
さては、蛾か何かの幼虫だろうか。
アシナガバチは、幼虫に卵を産み付ける。それか。
近付いて見てみると、抱えているのはどうやら
ウマオイのようだった。
秋の虫、バッタの仲間だ。
どうするのだろう。
ムシャムシャやっているが、硬いところは外して持って帰るのかな?
と思って見ていた。
すると、そのうち、足がポロリと落ち、翅がハラハラと落ちて行った。
蜂は、ムシャムシャという作業を、ウマオイを抱えてやっている。
その間、木の枝から一本の足だけでぶら下がっている。ひー
結局、ムシャムシャの末に飛んで帰って行った。
体液を吸うだけならムシャムシャやる必要も無いだろう。
食えるところだけ食ったのだろうか?
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帰宅してから調べてみると、
アシナガバチの成虫の食生活は独特のものであることが分かった。
昆虫の身体は、頭・胸・腹の3つ部分からできている。
アシナガバチは、腹の上部がとびっきりくびれている。
誰より細いウエストを誇っているロココな蜂なのだ。
そのせいで、食べ物が消化できない、と解説されていた。
なんと。ウエストが細過ぎて、食べ物が通過できないのだ。
じゃあどうやって栄養補給しているかというと、
蜂の幼虫が出す、糖液を吸っているのだそうだ。
働き蜂は、巣にいる幼虫のために獲物を肉だんごにして持ち帰り、
そして幼虫が分泌する液を口移しに得ているという。
へええ、ほおお。
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それにつけても、ムシャムシャ中にずっと枝につかまっているのが
たった一本の足というところが印象的だった。
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