犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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イライラカイカイ

2023年09月17日 | イキモノタチ
3年あまり前に、母が特別養護老人ホームに入居して以来、
一階の部屋で寝るようになった。
それ以前も有ったような気がするが、その頃から特に、
ダニに咬まれるようになった。

二の腕の裏側とか、わき腹とか、膝の裏とか、
やわらかい所を咬まれる。
掻き壊しになって漿液が出る。
強い痒みがぶり返すのが何日も続く。

マンションに住む友人から話は聞いていた。
ダニ取りマットを買って、ソファやベッドなどに置く。
ダニを吸い寄せて逃がさない。
マットの中でダニは乾いて死ぬ。

コナダニなどは、気密性の高い住居で繁殖しやすいと聞く。
我が家なんか築50年近いスカスカ住宅なので、埒外だと思っていたが、
それは間違いだった。

コナダニが殖えると、それを餌としてツメダニというのが殖える。
ツメダニはコナダニを餌にするくらいだからコナダニよりずっと大きいが、
それでも0.5㎜という。
真っ平な暗い色の上をさっさと移動していたら見えるかもしれないが、
家の中にそんな状況は滅多に無い。

だから、いるんだかいないんだか分からない、
つまりはいないと思っている物がいる。
いて、私を咬んで、痒くしやがるのである。




ダニ取りマットを置いている。

だのに、咬まれた!痒い!
と思って、マットに記入した日付を確認すると、
ちょう~~~ど1ヶ月前の日付が書いてある。

有効期限が1ヶ月なのだ。
面白いくらい効力が去る。
その時にマットの交換を忘れていると、
まんまと咬まれる。



ちょうどその頃、
ドッグランでのヒロヘリアオイラガの幼虫騒動が起きた。

毎朝ドッグランに行く度に、
枝先の葉にいる幼虫を高枝切鋏で捕獲する。
幼虫がいる葉だけをうまく切り取れることも有れば、
梢を何枚かの葉ごと切る時も有る。

それを、厚手の紙の袋に詰め込んで、踏み潰してから持ち帰って処分する。
この、袋に入れる作業の時が、コワい。
虫に触れてしまわないように、慎重にやる。



うまくやっている。
虫に触れてしまったことは無い。

イラガの幼虫に触ったら、電撃の痛みが走ると言う。
患部は水膨れやらミミズ腫れやらになると言う。
そんなのイヤなので、私は慎重にやっている。

うまくやっている。
虫に触れてしまったことは無い。



寝起きに、腕の内側がちょいと痒い。
しまった。
ダニ取りマットの日付を見ると、
やはりちょうど一ヶ月前の日付が書いてある。

今度はちゃんとカレンダーに入力して、
「ダニ取りマット交換」の通知音が鳴るようにしておこう。



マットを交換したのでもう安心。
と思っていた、その数日後。

昼前に、腕の内側が痒い。

ダニどもは寝床に居着いているので、
痒みに気付くのはいつも寝起きである。
なのに、今日は昼前になって気付いた。

クソッ
と思いながら
翌日は痒い箇所がまた増えている。

そうこうするうち、
肘の上の自分から見えない所やら、手首の上の内側やら、
といったやわらかい所に、ミミズ腫れができた。
左腕も強烈に痒い点が何ヶ所も有る。

ダニめ。

と思ったが、おかしい。

ダニならば、足もやられるはずだ。
鼠径部や腹もよく咬まれる。
しかし、今ひどいことになっているのは
腕ばかりである。

これは、ダニではない。
イラガだろう。



直接イラガの幼虫に触れてしまったら電撃の痛みであるが、
きっと、脱皮殻などが散ったものが触れてしまったのだろう。

イラガは幼虫のトゲに毒が有る。
幼虫が育ってサイズアップして行く時に脱いだ脱皮殻にも毒が残存する。
繭にも毒は残る。
成虫は毒を持たない。
卵も毒を持つらしい。(調べたが、よく分からなかった。)

ドッグランに行く時は、長ズボンをしっかり履いている。
ただ、上は半袖だ。
半袖で作業するのは危ないなーと思っていたが、
やっぱりやられてしまった。

繭になったものをこそぎ落とした時に殻に触れてしまったり、
木の葉に卵の殻や脱皮殻が残っていたりしたのだろう。



多くの幼虫は、卵から孵化すると
その卵の殻を食べる。
幼虫にとって最初の栄養となるのだろうか。

脱皮殻を食べるものもいるのだろうか。
ぜひきれいに残さず食べて欲しいもんである。



次回!

痒み対策篇!

劇的に効くのは何か。

お楽しみににに


以下スクロールすると、
イラガの幼虫を捕獲したものや、
かぶれてお気の毒な私のお肌の写真が見られまーす♪
わいわーい



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