犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

「知らなくていいコト」日本テレビ

2020年03月07日 | よみものみもの
テレビを見なくなって何年か経つ。
動画サイトでいくつかの番組を観たりはしてきた。
そんな中、民放見逃し配信サイトTVerなるものを教えられたのは、一年余り前のことだ。
それからテレビドラマをちょこちょこ観るようになった。

時期によっては、観たいドラマが一本くらいしか無い、という時も有った。
しかし、今期は豊作だ、と思う。
今、どのドラマも8回目辺りで、次が最終回といった時期だ。
ここに来て面白さが増しているドラマも有る。



中でも「知らなくていいコト」を楽しみにしている。
中身が薄ぺらいわけでもなく、しかし重過ぎない。
全体を通じてのストーリーに加え、一回ごとに完結するエピソードも面白い。

主人公は週刊誌の記者、30歳ちょいの女性、ケイト。
この人の母親は高名な映画の字幕翻訳家だが、
亡くなる直前に、「ケイトの父親はキアヌ・リーブス」と言い遺す。

そんなわけあるかいな、
と調べていくと、出生にまつわる秘密が分かってくる。
父親はどうやら30年前の大量殺人事件の犯人らしいのだ。



一方、編集部は毎日、特ダネになるような大きなネタを見つけようと必死だ。
週刊誌の仕事のペースは速い。
校了へ向けて休みなく追われる毎日。
やりがいの有る仕事。

同僚と恋愛していたが、
ケイトの父親が殺人犯だと分かると、ガラリと態度を変えた。
この男の卑怯ぶりがまた振り切れていて、どこをどう切ってもダメ男でヒドイ。

ケイトは元彼のカメラマンと再び惹かれ合う。
しかし彼には既に妻子がいる。



毎回完結のエピソードが、メインのストーリーと絶妙に絡み合う。
週刊誌の仕事というのはまさに、人間とは何かということを追うものだからだ。

人間味というものが描かれているので、
観ていて響くところが有る。

ケイトの本当の父親は一体誰なのか。
恋愛の行方はいかに?

もうすぐ完結してしまうのが惜しいくらい、
楽しんでいる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっと終わった自転車修理 と... | トップ | 今期ドラマをほめるテ舟エキストラ... »

コメントを投稿

よみものみもの」カテゴリの最新記事