犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
犬のこと、人の心身のこと、音楽や自作のいろいろなものについて

キッド・ボンオドリックと地元

2012年07月15日 | 踊る阿呆
昨日は地元の盆踊りに。
と言っても、小学校の校庭でやるのだ。

こういうのは、子どもらの目当ては屋台。
屋台もテキ屋なんか入れない、PTAや先生方。

こんなの。と思ってしまう。


家を出ると、お隣の一家もちょうど出かけるところ。ご一緒する。
年長さんから4ヶ月乳児まで、4人きょうだい。
盆踊りは6時半と書いてあったが、出かけたのは7時頃。
「遅くなっちゃって。8時半までと言っても、7時半くらいには
終わるらしいです。」とお母さん。
えええ!?
「屋台が売り切れるんです。」
あ、そういうことか。なぁんだ。

広い校庭いっぱい、子ども。子ども。子ども。
子どもが多いのは何よりだが。

同窓生が読んだら驚く方も多かろうが、
明大グランドはなくなって、今は大きなマンションになっている。
他にも、つつじヶ丘ハイム周辺にマンションがいくつか増えた。
だもんで、上ノ原小学校はたいへん繁盛しているのだ。

三々五々、食べ物を手にし、あるいは行列に並び。

櫓の上には浴衣を着た子どもが乗っている。
でも、年配の方が一緒じゃないと踊れない。
そのお祖母ちゃんたちも、ほんの3人くらいの人で指導している。
こりゃバアちゃんたちにはたいへんだ。
途中の世代は何をやっとんじゃ?

櫓の周りに、輪はできない。
食べる子たちの雑踏の中は踊りにくい。
よほどの好き者じゃないと、踊らない。

ごちゃごちゃした中、踊っていると、後ろにぴったりくっ付いて
踊る人がいる。
曲が終わって振り返ってみると、70前後の女性がひとり。
仙川から電車とバスでやってきたそうだ。
お好きですねぇ。

『火の国太鼓』が終わると、
「あたしこういう男っぽいのが好きなの。
こういうのじゃないと、踊った気がしない!」
と嬉しそう。

8時を過ぎると、かき氷以外は全部売り切れた、と放送が入り、
それを合図にしたように人が減る。
「それじゃあたしももう帰りますね。」
ではお気を付けて。

そこから不思議不思議。
校庭の子どもが減るのを待っていたかのように、
踊りの輪の人が増えてきた。
この夜はじめて、一周の輪になり、その輪がどんどん大きくなった。

なあんだ!みんな踊りたかったんじゃない!
子どもたちがたくさんいるうちから踊ればいいのに!
そうしたら、盆踊りって屋台が中心じゃなくて櫓が中心だって、
こんな、東京郊外のよそ者住宅街の子どもたちにだって
伝わるのにさ!

と、向こうからさきほどの女性がニコニコ戻ってくる。
「8時半までだって言うから、もうひと踊り。」
そうでしょ!
そして『火の国太鼓』が2度かかる。良かったね!


小学校では、放課後に太鼓の練習はしているみたいだけど、
踊りは教えてないのかな。
教える人もいないのかも。
えー。
教えますがのぅ。

校庭にいる中学生も、「あ!これ踊れる!」なんて、
『調布音頭』で自然に体が動いている。
ただ、友達は誰も踊らない。
だから、踊れる子も踊らない。

もうちょっと踊れる子を増やしたら、全体の雰囲気が変わる
と思うんじゃがのぅ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キッド・ボンオドリックと旧友 | トップ | キッド・ボンオドリックと念... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
だね! (レイチェル・ベップ)
2012-07-15 16:17:51
良いこと言うね♪やっぱり私も躍りに行くことにした~祖師谷小の祖師谷祭り(笑)
来週は祖師谷駅から北に徒歩10分程の神明社の盆踊りだよ。
返信する
だろ! (す~さん)
2012-07-16 05:41:30
ウェルカム、レイチェル。
きっかけになったなら嬉しい!
神明社は行こうと思ってるよ。来週会おう!
返信する

コメントを投稿

踊る阿呆」カテゴリの最新記事