ラジオを聴いていたら、
とあるNPO法人の人物が登場した。
ハンディの有る人の助けになるスマホのアプリや機能は、
それ以外の人たちにとっても便利なものである。
という話であった。
※
一例として紹介されたのは、wheelog(ウィーログ)というアプリだ。
wheelつまりホイール、車輪と、logつまり記録という語を組み合わせている。
これは、車椅子使用者の外出を支援するために開発されたアプリだという。
都市のバリアフリー情報が閲覧できるばかりでなく、
走行の記録をアップロードすることもできる。
誰かが、どこかからどこかへ行くのに、どこを通ったか、
他の人が閲覧することができるのだ。
そのコースなら車椅子でも安心して通行ができる、というわけだ。
※
健常者であっても、一時的にハンディを負うことは有る。
例えば外国人と会話する必要が有る時は、
一時的に言葉の不自由さを味わう。
そんな時には翻訳アプリが役に立つ。
同じように、
旅行で荷物が多くてカートを引いているとか、
ベビーカーを押しているとか、
怪我をして松葉杖での移動であるとか、
そういった時にこのwheelogが使える。
誰もが障害者とニアイコールになる時が有るのだ。
※
アプリではなくても、スマホ自体に備わっている機能も同様に
使うことができる。
ユーザー補助とか、アクセシビリティ機能とかいったところで
設定することができる。
例として、ボイスオーバーつまり読み上げ機能が有る。
簡単な操作で利用できる。
不要なら設定を解除すれば良い。
これは視覚情報を聴覚情報に変換する、ということになる。
視覚障害者の便をはかるものだが、それ以外にも、
料理をしている時、作業を続けたい時、
歩きスマホの時、ジョギングしながら読みたい時などにも使える。
逆に、聴覚情報を視覚情報に変換する機能も有る。
着信音ではなくLEDフラッシュで通知するものだ。
聴覚障害者はもとより、
音を出せない状況(バイブも音がする)、
図書館などの公共の場所や、会議中などに使える。
※
障害者に限らず、多くの人がアプリや機能を利用して、
その使い心地に感想を寄せることによって、
機能の改良、アップデートができ、より便利になる。
たくさんの人が利用することが、
世の中を便利に、暮らしやすくする。
といった趣旨のお話だった。
※
これ、LGBTなんて言葉の無かった頃から、
活動家たちや議員(候補者)や、一市民の私も言ってきたことと同じだ。
当時の言葉で、
「同性愛者、マイノリティも生きやすい社会、制度は、
異性愛者、マジョリティにとっても生きやすい。」と。
例えば最近の課題で言えば、結婚制度。
同性婚を認めよ、という動きが有るが、
その先には、外国籍の人との結婚の制度の拡大や、
病気や障害を持つ人の結婚しやすさなどを見据えているし、
また、恋愛関係にある二人という関係を超えたパートナーシップというものも
有り得る。
同性婚の問題は、同性愛者だけの問題ではないのだ。
LGBTの話でしょ?自分には関係無い。
別に反対はしないよ。
ということではない。
関係有るのだ。
※
あるハンディを負った人たちを支援できる社会、制度は、
誰もが安心して生きるために役に立つ。
逆に言えば、
誰もが安心して生きていける社会、制度を目指すとき、
あるハンディを負った人たちの視点は、とても役に立つ。
なにごともひとごとではない。
とあるNPO法人の人物が登場した。
ハンディの有る人の助けになるスマホのアプリや機能は、
それ以外の人たちにとっても便利なものである。
という話であった。
※
一例として紹介されたのは、wheelog(ウィーログ)というアプリだ。
wheelつまりホイール、車輪と、logつまり記録という語を組み合わせている。
これは、車椅子使用者の外出を支援するために開発されたアプリだという。
都市のバリアフリー情報が閲覧できるばかりでなく、
走行の記録をアップロードすることもできる。
誰かが、どこかからどこかへ行くのに、どこを通ったか、
他の人が閲覧することができるのだ。
そのコースなら車椅子でも安心して通行ができる、というわけだ。
※
健常者であっても、一時的にハンディを負うことは有る。
例えば外国人と会話する必要が有る時は、
一時的に言葉の不自由さを味わう。
そんな時には翻訳アプリが役に立つ。
同じように、
旅行で荷物が多くてカートを引いているとか、
ベビーカーを押しているとか、
怪我をして松葉杖での移動であるとか、
そういった時にこのwheelogが使える。
誰もが障害者とニアイコールになる時が有るのだ。
※
アプリではなくても、スマホ自体に備わっている機能も同様に
使うことができる。
ユーザー補助とか、アクセシビリティ機能とかいったところで
設定することができる。
例として、ボイスオーバーつまり読み上げ機能が有る。
簡単な操作で利用できる。
不要なら設定を解除すれば良い。
これは視覚情報を聴覚情報に変換する、ということになる。
視覚障害者の便をはかるものだが、それ以外にも、
料理をしている時、作業を続けたい時、
歩きスマホの時、ジョギングしながら読みたい時などにも使える。
逆に、聴覚情報を視覚情報に変換する機能も有る。
着信音ではなくLEDフラッシュで通知するものだ。
聴覚障害者はもとより、
音を出せない状況(バイブも音がする)、
図書館などの公共の場所や、会議中などに使える。
※
障害者に限らず、多くの人がアプリや機能を利用して、
その使い心地に感想を寄せることによって、
機能の改良、アップデートができ、より便利になる。
たくさんの人が利用することが、
世の中を便利に、暮らしやすくする。
といった趣旨のお話だった。
※
これ、LGBTなんて言葉の無かった頃から、
活動家たちや議員(候補者)や、一市民の私も言ってきたことと同じだ。
当時の言葉で、
「同性愛者、マイノリティも生きやすい社会、制度は、
異性愛者、マジョリティにとっても生きやすい。」と。
例えば最近の課題で言えば、結婚制度。
同性婚を認めよ、という動きが有るが、
その先には、外国籍の人との結婚の制度の拡大や、
病気や障害を持つ人の結婚しやすさなどを見据えているし、
また、恋愛関係にある二人という関係を超えたパートナーシップというものも
有り得る。
同性婚の問題は、同性愛者だけの問題ではないのだ。
LGBTの話でしょ?自分には関係無い。
別に反対はしないよ。
ということではない。
関係有るのだ。
※
あるハンディを負った人たちを支援できる社会、制度は、
誰もが安心して生きるために役に立つ。
逆に言えば、
誰もが安心して生きていける社会、制度を目指すとき、
あるハンディを負った人たちの視点は、とても役に立つ。
なにごともひとごとではない。
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