犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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犬分身

2023年04月04日 | 犬と暮らす
[あらすじ] 犬の毛の抜け替わりの季節である。
深いところの柔らかい毛がゴッソリ抜ける。
洗剤とお湯で洗って、ニードルでザクザク突いて、
フェルトの犬形を作る。


近所の友人Mから、専用のフェルトニードルを借りてきて、
電動工具のように右手をひたすら動かす。

「いでっ!」
たまに指先を突いてしまう。
フェルトをやる人はこれが当たり前らしい。



「ザクザク」という感触が心地よい。

針が作品を貫いても、机が傷付かないように、
私は段ボールを敷いて作業していた。

貸してくれたブラシの上に置くと、毛の塊が軽く固定される。
なるほどこれは便利だ。
これまた専用のブラシを売っているようだ。


ブラシの上で突いて、作品の向きを変えようとすると、
作品が少しブラシに絡んでいる。
軽く「メリ」と剥がすような感触が有る。

貸してくれた針に、発泡スチロールが付属していた。
この上で突いてみる。
これもやっぱり、作品を動かす時に、少し剥がす感触が有る。

似たようなものとして思い付いて、
掃除用のメラミン樹脂の上で突いてみた。

突いてから作品を取る時、これが一番、「メリ」っと感が小さかった。
良いではないか。
ブラシを買うのはやめることにした。



耳や四肢や尻尾は、胴体と別に作って後から合体させる。

突けば突くほど、毛はギュッと詰まってきて、フェルトらしくなっていく。
ただ、柔らかく細い毛に混じって、
まあまあツンとした毛も有るので、なかなか完全なフェルト状になってくれない。
まあいいや。

パーツを合体させるのは簡単だ。
付けたい位置に部品を添えて、そこを突けば良い。
毛が絡み込んで、しっかり固定される。

角度の変更も割と簡単だ。
短くしたい所を突けば良い。

一旦付けた部品(しっぽ)を取る時は、ちょっとヒヤヒヤした。
むしり取る感じなのだ。
本体から部品をむしり取る時に、本体もちょっともげる。

まあ、輪郭を大きくするのも簡単だ。
毛を足して突いていれば、すぐになじむ。



あ。
尻尾パーツを作っておいたのを、間違って使ってしまった。
どれもこれも結局の所ただの毛の塊なので、何が何やら。



使えるのは和毛だけなので、全身がベージュの仕上がり。
背中は赤茶にしたいし、耳とおデコは焦げ茶、目の上と鼻面は黒なんだが。

着色するか。

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