[あらすじ] サンスクリットを学習するために役に立つ、
デーヴァナーガリーの入力方法だとか、ウェブ上の辞書の引き方だとか、
紹介してくれているサイトを紹介してきたよ。あなたまかせ~
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/c/cc90341de380d0c45eed0b9b045ea510
4年くらい前に私がサンスクリットを勉強し始める時、
まずどんなテキストが有るのか、地元の図書館で探した。
なんぞの言語を学習するには教科書を用いて、
というアタマが有った。
繰り返し登場している「まんどぅーかのサンスクリット・ページ」を見付けたら、
何種類もの教科書の特色を比較してくれていた。
https://www.manduuka.net/sanskrit/book/index.htm
とは言え、実際に見てみないとよく分からない。
結局、あれこれ買った。
英語のテキストなら1000円台で出ているだろうけれど、
サンスクリットだとそうもいかず、お財布には負担であった。
※
その後、さらにインターネット上の状況は良くなっていると思う。
なんも用意しなくても、ネット環境さえあれば、勉強できると思う。
まんどぅーかさんは6年前に亡くなっているが、
その半年後に再版される荻原の『実習梵語学』を
自分のページで詳しく解説している。
ここを読むだけでも独習できるかもしれない。
※
Medha Michikaさんは、英語でサンスクリットの教科書を出版している。
その本にもとづいて、you tubeにサンスクリット初歩文法の動画をアップしている。
英語、日本語の両方で。
日本語はなんとなく片言の関西弁である。
米国とインドでの生活が長いので日本語が片言になっちゃったんだろうか。
ちゃんとしゃべろうとするほどに「あのー」と「ね」が増えるのだが、
時折とても流暢な関西弁が出る。
※
海原やすよともこという姉妹の漫才が大好きだ。
東京と大阪を比較して笑いにしているネタをいくつも持っている。
「関西はがさつって言われますね。」
「東京の人は声がちいこい。」
「関西人そんなに伝えたいこと無い。」
「東京の人は子どもをほめて育てる。」
等々。
中に、
「関西の人は無責任だと言われた。」
というのが有る。
これは、関西人が何かを述べた最後に
「知らんけど。」
と言うという話だ。
知らないことをなぜ言ったのだ、
と関西人以外は思うのだ、というネタだ。
私は東京者なので、日頃この「知らんけど」を耳にする機会は無いが、
そこには、不確定な情報や、個人的な推測や、
自分が深く関与しているわけではない事柄について、
断言してしまうことは相応しくないという
思慮深く奥ゆかしい譲歩が込められていると思う。
知らんけど。
※
Medha Michikaさんは説く。
「だからそのね、ヴェーダ、ヴェーダーンタもちろんだけど、
アーユルヴェーダとか、ね、そのヨーガとか、ふんでからね、音楽とか
あーの、舞踊とか、勉強してる人も、
サンスクリット語を絶対勉強したほうがいい。
あのー、ね、やっぱり歌うまくても、
’あ、この人サンスクリット語勉強してないな’ってのは分かるんですよ。
ね、あのー、ね、あのー、すごく大事だから。ね、
踊りでも、ぜぇんぶ、全てのことはサンスクリット語で教えられてるんだから、
インドのもうなんでもいいからインドの勉強してる人は
サンスクリット語勉強したほうがいいし、
でサンスクリット語とかインドとか興味なくても、
言語学の理解を深めたいんだったら、
日本語を勉強してる人も、ね、あのまあ、
言葉に関して、考えることに関して、ね、
サンスクリット語勉強したほうがいい。
て私はほんまに思います。
言語学、なんでも、ね、研究されてる方は。
サンスクリット語勉強するの、そんな時間かかんないから。ね。
あの、一年真剣に勉強したら、ま、ある程度「んー知ってるー」とか
言えるくらいにはなると思いますよ知らんけど。」
出た!「知らんけど」出た!
熱弁ふるっていいこと言った末に、「知らんけど」!
なるほどやはり、関東者の耳には
せっかく言ってきたことを全部ほうり投げてるようなふうに
聞こえてしまう印象は否めない。
https://www.youtube.com/watch?v=FUmicUbJhss&t=1744s
おもしろいなあ。
※
他にも、サンスクリット文法解説のチャンネルだとか、
シュローカのチャンティングの動画だとか、
探せばうぞむぞ出てくるので、学ぶに事欠かない。
https://www.youtube.com/watch?v=0emIewicwl0
ありがたやありがたや
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