犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

ゲゲゲの調布発信
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睡蓮

2020年05月25日 | うつろい
玄関前にはメダカを飼いたいのだが、
お隣さんが池を潰したから金魚を引き取ってくれ、と言う。

玄関の鉢は白くて大きい。
たしかに、メダカを入れるより、金魚を入れたほうが色が映えるとは言える。

睡蓮を買ってきた。
黄色の花を選んだ。

水を充分に入れたら、睡蓮を入れた植木鉢の上を金魚が泳ぎ、
土が舞い上がってしまった。
せっかくの白い鉢が、土で汚れてなんだか分からなくなってしまった。

メダカだったら、鉢の土の上を泳いでも土は舞い上がらない。
金魚は厄介だ。
考えて、土の上に石を並べた。

家の前は砂利道である。
その砂利の中から、川石を選んで拾ってきた。
青っぽい石だ。
凝灰岩、グリーンタフだろうか。

白い鉢に赤い金魚に青い石で睡蓮の葉の緑と花の黄色。
良いんではないか。



魚をかわいいとは、あまり思わない。
食うぶんには好きだが、飼ってかわいいとあまり思えない。

メダカは少しかわいいと思う。
動きが良い。
ツイッ、ツイッという動きが、見ていて心地良い。

水の中を悠然と泳ぐ感じが苦手な気がする。



金魚は糞も多い。
鉢の中がすぐに汚れる。
しかし、それをまた金魚が食う。

白い鉢の内面がうっすらと茶色く汚れている。
それが、1㎝あまりの円形にハゲてまだらになっている。
何かと考えたが、
どうやら金魚が吸い付いた跡なのだろう。

あの、
魚の口がカパッと開いて吸い付く、
あの感じも苦手だ。

子どもの頃、濁った池に入って、足を鯉に吸い付かれたことが有る。
イヤな感じだ。



色の取り合わせはうまくいったものの、
どうしても金魚に愛情が湧かない。

今日の東京は数日ぶりに晴れた。
おかげでやっと睡蓮の蕾が開いた。

これで泳がせてんのがメダカだったらなーグチグチ。
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