犬小屋:す~さんの無祿(ブログ)

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自宅発掘報告 塩篇

2018年04月18日 | たべもののみもの
[あらすじ] 老母が2ヶ月リハビリ施設に入所している間に、片付け。

台所の棚から、タッパーウェアが出て来る。
薄汚れてしまって、もう現役で使うにはちょいと厳しい。
しかし、中身の入っている物もいくつか有った。

台所の棚に有るタッパーの中身は、大概、白い粉である。
あっちからもこっちからも、白い粉が発見される。
ひとつひとつ、白い粉の正体を吟味する。
嗚呼、文字通り、吟味する。

これはグラニュー糖。
これは塩。
これは上白糖。
これも塩。
これは薄力粉。
これも上白糖。
これは片栗粉。

重曹や強力粉は、瓶に書いてあったり、袋のままだったりする。

袋のまま?いや、
袋に移し替えたらしい白い粉が一つ有った。正確に言えば、
元、白い粉だった物が、台所の湿気を含んで、結晶し直した塊。だ。

古くなって弱っているポリ袋の中は、白いガッチガチの塊だ。
結晶を見れば分かる、塩だ。

旧約聖書も旧約、創世記の、ソドムの町から逃げ出すのに
神の言いつけを破って振り返ったために、塩の柱となってしまったロトの妻。
その塩の柱を、達磨落としのように輪切りにした、その一部分が、
我が家に伝承されているとは!

その塊の形は、懐かしや、円筒状のタッパーウェアの形だ。
そうかいそうかい、タッパーに塩を入れていたんだけれど、
蓋が甘くて湿気ちゃったんだね。はいはい。

何か茶色いシミが着いて、不衛生な感じがする。
なんせ、シンク下のスペースに有ったからな。

調味料として使う気はしない。

友人Yが言う。
「あんた、塩で体洗ってたことが有ったじゃないの。」
いや、不衛生な感じの物で、体を洗う気にもなれませんがな。

友人Mが言う。
「外に撒くんだな。ナメクジ除けに。」
あっ、そうしよう。どうせナメクジ多くて困ってんだから。

同様に、シンク下から出てきた「漬物石」で、
塩の塊をぶっ叩いてかち割って、外に撒く。

ほんとなら、まっさらな粗塩でも撒いたほうが良さそうだ。
家中の排水口に盛塩をして水で流す、というお祓いの方法が有るが、
衛生、害虫駆除という意味でもっともだと思う。

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