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山形の芋煮と宮城の芋煮

2022年11月13日 20時09分00秒 | 日本全国郷土名物料理
みなさま、こんばんは!海風おねえさんです。
八丈島の今日のお天気は、南西の風強く 、曇りのち雨、波2メートル後3メートル 、気温は16~24℃の予報です。
※雷・強風・波浪注意報が出ています。定期船とANA1~2便は到着しましたが、3便は欠航しました。
※明日は曇りの予報です。

予報通り午後から雨になりました。11月13日(日)です。


今朝の八丈プラザ公園

今朝は良いお天気でしたが、徐々に怪しい雲が広がり、暗い雲でいっぱいになったと思ったら降り出しました。

今日はプラザ公園で、「山形宮城県人会」の発足会を兼ねた芋煮会が行われ、わたしもお手伝いに参りました。


ムロアジの南蛮漬け

芋煮以外のお料理は持ち寄りだったので、わたしもムロの南蛮漬けを作って行きました。(好評でした!)

八丈島の里芋

芋煮は山形宮城の郷土料理ですが、隣県の福島でも作るそうです。
八丈島にはおいしい里芋があるので、作り方を覚えてどんどん作りたいですね!(八丈島で流行らせたい!)

こうすると煮たときに芋が崩れにくく、どろどろにならずおいしく仕上がります。

今日は山形風芋煮(牛肉醤油味)と宮城風芋煮(豚肉味噌味)の両方作り、作り方を教えていただきましたので掲載します。どちらもとってもおいしいので、八丈島の里芋でぜひ作ってみてください。😊

【山形風芋煮】(牛肉醤油味)の作り方



お湯を沸かして酒、みりん、砂糖、醤油を入れて少し煮てから牛コマ肉を入れて火を通します。味付けはお好みですが、やや甘めのがおいしいそうです。



里芋を加えて混ぜ合わせます。


汁が少ないのでかなり足しました。山形風は締めにうどんとカレールウを入れるのが定番なので、汁多めに作るのが良いそうです。

舞茸とこんにゃくを足して煮ます。地域により入れる具材が微妙に違います。基本的に牛肉と里芋と長ねぎで作り、具材少なめが山形風です。今回はかさ増しのために舞茸も入れました。


里芋が柔らかくなるまで煮ます。この辺でおいしそうな匂いが漂いますよ~♪😋 


里芋が煮えてから長ねぎをどっさり加えます。


少し煮てから火を止めて蓋をして蒸らします。※ここポイントです。
山形出身のご夫妻が教えてくれました。


蒸らしたら混ぜ合わせて出来上がりです!めちゃめちゃおいしそう!!



山形風芋煮は、山形出身者たちは「これこれ!」って感じで、食べたことない人たちは「なにこれおいしい!」という反応でした。わたしも本場の人が作る山形風芋煮を初めて食べたので、あまりのおいしさに感激しました。これからどんどん作りたいと思います!

※牛コマ肉はあさぬまで販売している海外産牛コマ肉1パック200g入り498円(税別)を予約して8パック買いました。この牛コマ肉は大人気商品ですが、数があまりないので、すぐ売り切れます。たくさん購入されるときには早めにご予約されるのが安心です。


残った汁に茹でうどんとバーモントカレールウを加えてカレーうどんを作ります。芋煮が好評で汁が少なくなってしまったので、残っていた牛コマと水を加えて煮直してから作りました。


こってりしたおいしいカレーうどんが出来上がりました!
こちらも山形出身のご夫妻が味をみて仕上げてくれました。

【宮城風芋煮】(豚肉味噌味)の作り方



豚肉と他の材料を鍋に入れてごま油で炒めます。
宮城風の芋煮には具材をたくさん入れるので、特大鍋で作りました。

以前に島市に参加しておられた恵子さんから離島時にいただいた名前入り巨大鍋の出番です。恵子さん、ありがとうございました!😊



具材が多いので、炒めるだけでも時間かかります。


具材は、豚コマ肉、白菜、大根、人参、牛蒡、こんにゃく、長ねぎ、里芋です。里芋は炒めた後に入れます。


水とだしの素、里芋を加えて煮ます。


材料に火が通ったら味噌を溶いて出来上がりです!
※仙台味噌を使うのがポイントです。(あさぬまにございます)

宮城は豚汁風なので味に馴染みがあるのですが、里芋を入れて大鍋で作ることでとってもおいしくなりますので、ご家庭の食卓にもぜひ取り入れてくださいね。😊


持ち寄りもたくさん集まりました。島のかんも(さつまいも)の天ぷらや大学芋おいしかったです!蒸しパンはお子様たちに大好評でした。


ピクニック弁当みたいの持ってきた若いママもいました。わたしもいただきましたが、甘い卵焼きおいしかったです♪

お天気はちょうど食べ終わる頃に雨になり、ぎりぎりセーフでした。
今回お手伝いして感じたのは、県人の皆様の郷土食への懐かしさと愛情です。わたしが島寿司や明日葉やネリを大切に思ってるように、山形や宮城の方々は芋煮を(子供時代の思い出とともに)とても大切に思ってることを実感しました。それそれに持つ郷土への誇りを感じました。

同じ大切なものを共有している人たちはすぐに通じるものがありますね。八丈島で郷里の人たちと過ごす時間は懐かしく嬉しい時間だったことと思います。




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