
金目寿司
金目鯛のお寿司が大好きです。
島寿司風にヅケにするのもおいしいけど、ときには江戸前風に山葵で、
金目鯛の美しい身の色を楽しみながらいただくお寿司もいいものです。
以前に、東京の知人宅で(島から送った)金目鯛のお寿司を握ったことがあります。
「東京のお寿司やさんでもなかなか食べられない」と、とても喜んでいただきました。
その話を鮮魚部チーフのヒデちゃんにしましたら、
「東京のお寿司屋の金目鯛は房総沖のものだから、島の金目より高級なんだよ」
と教えてくれました。
「島の金目も十分おいしいけど、どこが房総沖に劣るの?」とわたしは訊きました。
「房総沖の金目の方が脂のノリがいいのと、島の金目はちょっとクセがあるからね」
との回答でした。なるほど~
でもね、おねいさんは島の金目を食べなれてるせいか、島の金目が大好きですよ。
先日、漁協に(ヤギ肉配送用の)ハッポーを買いに行ったときに、
たくさんの金目鯛が水揚げされていて、万両ざるいっぱいの金目鯛の真っ赤な色に
しばし見とれました。無性に金目鯛のお寿司が食べたくなりました。
「いま、金目はたくさん釣れてるの?」と、鮮魚部チーフのヒデちゃんに訊ねると、
「そうだね、底もの船が出てるからね」との返事でした。
「底もの」というのは、金目鯛や目鯛のように、海の深いところにいる魚を指します。
底もの専門に釣りに出る船が「底もの船」です。
キンメダイ (市場魚貝類図鑑)

クリック
島の金目鯛もこれから脂がのっておいしくなるシーズンです。
高級な魚ですから、なかなか普通のおかずにはできませんけど、
寿司ネタにしてお寿司を作ったら、そんなに高いこともなく家族で楽しめるので、
おねいさんのお勧めです。


金目鯛の寿司ネタ(半ぺた分)
金目鯛を半ぺた寿司ネタに切ってもらってこの価格です。30枚ちょっと入っています。
※魚は時価ですから変わる場合もあります。
お米と調味料を考えても、1500円程度で3人前のお寿司ができますから、
どうぞご家庭でお寿司をお作りくださいね。
あさぬまの鮮魚部にお話くだされば、お好みの魚を寿司ネタに切ってくれますが、
ご自分で魚を寿司ネタにしたい方のために、ポイントだけ画像でご紹介しましょう。
(鮮魚部チーフが金目鯛を寿司ネタに作るところを撮らせていただきました)
魚は、うろこをうろこ取りできれいにはいで、お腹を割って内臓とエラを取り除きます。
両側から骨に添って丁寧に切り目を入れてそいでいき、
尾の部分は画像のように切り離します。
腹の部分の骨を丁寧にそぎ落とします。
三枚おろしができました。この一枚を「半ぺた」と呼びます。
中央の骨を丁寧に切り落とし、半ぺたをさらに二本に分けて「サク」にします。
皮の部分を下にしたまま、尾の方の皮をつまんで片手で押さえながら、
包丁をまな板に添って動かして、皮を引きます。
魚のサクを寿司ネタに切る場合には、左側からそぎ切りにしていきます。
お刺身の場合には逆に右側から切っていきますよ。
◎お寿司を握るのは、お子様でもできる簡単なお料理です。
ご家庭で、お子様と一緒にどうぞお楽しみくださいませ。

金目寿司
おいし~い金目鯛のお寿司で、幸せな夕食いかがです?

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