豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

結露のしない窓はありません…北斗市

2019-03-14 17:37:01 | ファース本部

室温が20度あって湿度50%の場合、露点温度(結露が発生する温度)は、9.3度です。
つまり9.3度以下の部分に結露が発生します。
外気温によっては、サッシ枠や窓ガラスが9.3度以下になる事が充分に考えられます。

単板ガラスを複層(ペアガラス)に取り替えると、かなりの省エネ対策にはなりますが、結露を防ぐとは云い切れません。
単板ガラスのアルミサッシ熱貫流率は5.0w/㎡Kくらいです。

ペアガラスに取り替えただけで約2.0w/㎡Kで窓から逃げる熱は、半分以下に出来ます。
省エネ効果は上がっても結露を完全に防ぐことにはなりません。
室内に洗濯物などを干すと室内湿度が80%くらいまで上がる事があります。
室温20度、湿度80%の露点温度は16.4度ですから僅か3.6度低い部分に結露がでます。

ちなみ室温20度、湿度30%だと露点温度が4.3度まで下がります。
住んで快適と云われる室温20度、湿度50%では、生活の仕方で結露が発生するのです。
したがって表題の「結露のしない家はありません」と云い切って良いのでしょう。

潤いのある居住空間は快適ですが、窓の下部に薄っすらと結露(写真)の出る程度が目安です。
私達ファース本部は現在、結露のしない開口部を研究していますがほぼ完成しました。
これからは、販売方法や施工方法を工夫する必要があります。

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