豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

木の家に住む醍醐味とは…北斗市

2019-03-16 16:03:46 | ファース本部

木材は、年輪の中心を持つ角材を「芯持ち材」と言います。
その4面は全て「板目」と言う雲形状の模様となります。
年輪の芯から外れた部位の裏表が「板目」、左右両面が「柾目」と云い年輪が平行です。

樹木が育つ環境は、木材となった時の特性に大きく影響してくるものです。
年輪の輪の数は、その樹の年齢を表します。
その年輪の間隔を見る事で、樹の育った環境を読み取る事も可能です。

丸い年輪の切り口で、南面に向かった方はその間隔が北面より広くなっています。
またその年輪の間隔から、その樹の東西南北の状況を読み取る事も可能です。
南に向いていても、南面に大きな樹木などで日陰を作っていれば、西か東から太陽の恵みを取る機能が樹には本能的に備わっているからです。

腕の良い大工さんは、匠の技でこの年輪を読み、良い仕事の出来る基本となります。
柾目と板目の模様など、部屋ごとに木の目の表し方も重要です。
また、木材が仕口(木材の切り口)を組んだ時、強度の構造的な絡みがあるからです。

木造の家は、土台、柱、梁、桁などと木材を上手に組み合わせて構造物に致します。
木と木をホゾと言う特殊な仕口で組み込み、釜継ぎと追っかけ継ぎ手などと様々な仕口種類があります。
その木の目を読んで確実に絡まり易く強度を増す継ぎ手とします。

また木造の家は必ず収縮を繰り返しており、その木材の動きと一緒に暮らすことも木造住宅に住む醍醐味とも云えそうです。
収縮が嫌な人は集成材を使うべきなのでしょう。

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