旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

前向きな話をしましょう

2008-09-12 21:50:02 | 旅鴉の唄

この秋の大雪山の紅葉を振り返るには、まだまだ時期尚早。
これからお出かけの方のために、今後の身の振り方のお話を。

緑岳・・・第一~第二花畑のナナカマドは今後色付く可能性あり。
     チングルマの髭がきれいに残っており、葉が赤く色付くときれい。
     この三連休、あるいは週明けが見ごろか?
     中腹より上はジ・エンドみたい。

高原温泉沼・・・最後の砦。来週半ばが見ごろか? 毎年、気象の影響を
     受けにくいためか、比較的安定した色付きをみせる場所。
     ここがはずれると、今年の紅葉は…

銀泉台・・・マイカー規制が始まったし、何度も訪れている方はパスしていい。
     ただ、初めての方は第一花園は悪いなりにまだなんとか
     見られるかもしれないので、後学のために一度覗いてもいいかも。

黒岳・・・いい時は下から見上げても斜面が赤くなっているのがわかるが、
     今回は黒ずんだ色にしか見えなかった。
     ロープウェイ~リフト利用で比較的手軽に登れるが、紅葉を
     メイン目的にされている方は、迷わずパス。

沼の平・・・ナナカマドはほぼ全滅。ただ、この周辺は景観が非常にいいので、
     紅葉を度外視すれば散策にはお勧めの場所。
     裾合平のチングルマの紅葉はまだ何とかなるかもしれない。

その他、山頂、稜線近くの草紅葉等はほぼ終焉。紅葉が目的の方は、
あえて長い距離を無理して歩く必要はないのかも。


以上、実際自分の目で見たのと口コミ等の情報を合わせての考察です。


ここ数年比較的安定した美しさを見せてきた大雪山の紅葉ですが、このままだと、
久しぶりに「悪い年だった」と、私を含め多くの方の記憶に刻まれる年になりそうです。
ただ、正確には、「異常に早く色付き、非常に短命だった」年なのかもしれませんが、
8月下旬の一瞬のピークを実際見られたのは、ほんの一握りの方だったでしょうから。

悪いのがわかっていても、あえて自分の目でそれを確かめられる…
そんな大雪ファンに私はなりたい(けど、なれんかな?)。



コメント (2)
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