旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

2008北海道・秋~行きはよいよい、帰りは…

2008-09-25 17:48:07 | 旅鴉の唄

帰ってまいりました!
この間ブログをご覧頂いた方、また直接現地でお会いした皆さま、
本当にありがとうございました。

一度旅に出るとネタはたくさんあるんですが、なにせかなりのお疲れ状態です。
写真等まとめてお伝えできるのは少し先になるかと思いますが、
よかったら今後もお付き合いくださいね。

まず、とりあえずは船の話を少し。

行きは舞鶴発の「はまなす」。トラックの数がこんなに少ないのは初めてです。
乗用車が余裕をもって積み込まれます。乗客も少なめ、のんびりできますし、
また、川西のRyoちゃんと同乗、寝てる時以外は飲みながらおしゃべりを続け、
時間もあっという間に過ぎ去りました。海はベタ凪、こうなると長時間の船旅も
さほど苦にならず、とても快適です。

一方、帰りは小樽発の「あかしあ」。低気圧が発達、海が荒れているのは事前に
覚悟していました。乗用車は少なく、ほとんどが第一甲板(船底)の
狭いスペースに詰め込まれます。乗客は行きよりもさらに少なく「ガラガラ」です。
船内が閑散としている…
ところが、トラックの数はかなり多かったようで、積み込みに手間取り、
出航が40分遅れの0:10分でした。

港を離れた直後からいきなり揺れ始めます。小樽市街ではそんなに強い風を
感じなかったんですが…
すでにしこたま酒に酔っていた私はすぐに寝てしまいました。
が、朝、目が覚めるとまだまだ揺れがひどく、大きなうねりを伴うので
船酔いに弱い私はひとたまりもありません。洗面、トイレをかろうじて済まし、
あとは横になって時が過ぎるのを待つしかありません。
お風呂、エレベーター等も使用禁止になっていたようです。
元々ひと気のない船室に「ギシギシ…」と船が軋む音が響き渡ります。
13:00頃ようやく揺れが収まり、起き上がり朝食兼昼食をとることができました。

その後は舞鶴に近づくにつれ海は穏やかになりました。このところ快適な航海が
多かったんですが、久しぶりのつらい船旅です。しかし、船酔いに強い人なら、
こんなくらいなんてことはない程度だったのかもしれないんですがね…

高速船、遅れを取り戻そうと飛ばしたけれど、結局20分遅れで到着です。
その後の長距離ドライブを考えると、その20分が痛いんですね。
でも、欠航しなかっただけ良かったとしましょう。

冬はもっと荒れる日本海。冬にフェリーで渡道するかちょうさんはその点
すごいですね~。


*NHKの『お元気ですか 日本列島』で大雪山・白雲岳の紅葉と初冠雪の様子が
  取り上げられていましたが、ほんの数日前に私がテントを張った場所が
  一変していました。これやから秋の大雪は怖い。雪山の装備も経験もない私は、
  これ以上山深くへは入らない方がいいんですね。



コメント (2)
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