東神楽町の図書館を初めて訪れた。町の規模の割には大きな施設で、静かでゆったりした空間が心地よい。
持ち込んだパソコンを好き勝手使えないようなのは残念だが、小説など、気軽に手にとれる蔵書も多そうで、
これからもお世話になる機会があろう。
この日読んだのは、「レインボーマン、ダイヤモンド・アイ、コンドールマン大全」。この手の研究本みたいなのが
あれやこれや出版されているのは、私と同世代の方々が、その業界で力をつけ出世して、自分の好きな企画を
無理やりにでも通せるようになったからなのだろうか? 図書館でもこの手の類似の本をよく見かけるのだ。
この中でも私の一押しは当然「レインボーマン」、小学生の頃、ハマって見てたよねえ。月光仮面の原作者で
森進一さんの「おふくろさん」などの作詞者としても有名な川内康範さんが原作者。この作品の魅力を語りだしたら
きりがないけど、敵のボス、平田昭彦さん演じる「ミスターK」は、世界征服とか人類滅亡を望んでいるわけではなく、
ただ「日本人全滅」をたくらんでいるという独特の「狭い?」世界観がすべてを物語るかなあ。
「黄色い豚どもめ!」
日本人全員を発狂させる計画などもあり、放送禁止用語が連発されるので、もはや普通の地上波では
再放送されることもないのだろう。それでというわけではないが、ぜひもう一度見たくて、レーザーディスクが
発売されたときに買ってしまった… 塩沢ときさんや大月ウルフさんらの怪演もすさまじく、もちろん
今見ると笑える突っ込みどころ満載で、すごすぎる一品だ。
ただ、私の手元にあるのがDVDでなくて「レーザーディスク」というのがミソで、プレーヤーが壊れると、
二度と見ることができない。帰宅したらさっそく見直して、「死ね死ね団」のテーマ曲を一緒に歌って
盛り上がるか。「ヨガの眠り」に入る前にね。
別に郷愁にかられて訪れたわけではない、北の大地で初めての「餃子の王将・旭川末広店」。
まさか北海道で王将に行くことになろうとは夢にも思わなかったが、「餃子の試食券(タダ券)」を
使わないともったいないなと、はるばる出かけたのだ。
中華飯+餃子、餃子が無料なので 540円(税込み)と、このボリュームで驚くほど安く上がった。
天津飯も大好きだが、爆発する恐れがあるし、何より、少しでも野菜がとれたほうがいいからと、
つい中華飯を選択してしまう私だ。
学生時代は頻繁に利用した王将も、反動からか?社会人になってからは、数えるほどしか行かなくなった。
王将といえば、安くてそこそこうまいけど、「汚い」、というのが当時の印象だったのに、30年の月日が流れ、
ずいぶんオシャレで小奇麗な店になったものだと感心しきり。
当時お金がなくて、大げさでなく、餃子のタダ券を頼りに、週に三回は王将に通っていた気がする。
あっ、そうか。あの頃と同じ、マルビな生活に戻ったってことなんだな。
タダ券もっとくれへんかな?