結局夏には一泊もせず、この秋もこれが最初の宿泊になった「東大雪ぬかびらユースホステル」。
なんだか、だんだん敷居が高くなるような…
たまった洗濯物処理をここで済ませた。シルバーウイーク明けの月曜日であったが、その名残もあり、
宿泊者はけっこういて、同室者は顔見知りのBさんだった。
また、久しぶりに福岡のご夫婦と再会できた。3,4年続けてお会いしたあと、ここ数年まったく
お会いできなかったのだ。私の前の車しか知らないところを見ると、5年以上経っているようだ。
お二人もずっと秋の大雪山に来られていたようなのに、ほんの少しのタイミングですれ違っていたのだ。
ニュースで「スーパームーン」と出たので、あわてて宿の前で写真を撮ってみたが、ここまで高く上ると、
もう普通のお月様にしか見えないな。
相変わらず手の込んだおいしい夕食。この日は洋食バージョン。ローズマリーを効かせた、鶏とジャガイモの
炒め物も美味だった。これにコーンポタージュスープがついた。
さらにデザートの洋梨タルト。これも手作りだ。
朝食もバランスがとれていておいしい。最近「菓子パン」しか食べていない私には、眩しい食卓の光景だ。
これにお味噌汁がつき、食後のコーヒーはセルフで。お米もおいしいのでついお代わりしてしまう。
余談だが、スーパーの弁当の「ごはん(米)」って、なんであんなにおいしくないんだ!?
翌日も引き続き不安定な天候で、山も荒れ気味だったかもしれない。ユースの「高原温泉沼めぐりツアー」は
大変だったと思われる。風も強かったので、かなり寒かったのではなかろうか。
写真は十勝三股にて。石狩連峰がどうやら中腹まで雪を被っていて、その下部に光が当たり、
虹が出ている。この写真じゃあ、わかんないか。
この日はとても不安定な天候で、層雲峡温泉街にいた頃には土砂降りの暴風雨で、
この雨を境にグッと気温が下がり、車の外気温計では5℃だった。
お手軽に温泉街の「山のイタメシ・ビアグリル・キャニオン」で昼食をとった。平日にも
かかわらず、けっこうはやっていた。この日いただいたのは
『イタリアン・ハンバーグ・ピアット 880円』
味としては、先日の照り焼きハンバーグのほうが私には好みであった。これに
セルフサービスでコーヒーがつく。
このあと三国峠を越えた時点で気温は4℃、めまぐるしく変わる天気で
時々強い斜光があり、しばしば虹が見えた。
ほとんどの山はガスで山頂が覆われていたが、ウペペサンケだけ姿を現し、
どうやら雪化粧しているらしい。ウペペが冠雪しているということは、大雪山系
ほぼすべての山々が雪に覆われていると考えて差し支えないだろう。