【夜桜と月と天守閣~弘前城内濠にて/2015.04.26撮影】
【貸しボート13号~弘前城西濠にて/2015.04.26撮影】
2015年度作品集その23
ちょっと無理してでももう一度弘前公園に戻りたかったのは、たぶんこの年限定でしか
見ることのできない、内濠への内覧会に参加したかったこともあった。こんな角度から
天守閣を見上げたり、写真を撮影できるのは、おそらく最初で最後になると思われる。
ギリギリ見頃を維持している桜と、説明しなければ星としかみてくれない月とを広角目一杯に
写し込んで、窮屈な構図ながらゴージャスな写真になったとしておく。
標高、日当たりの関係などから、弘前城内では開花が遅めになる西濠は、落花が始まったばかりの、
まずまずいい状態で持ちこたえてくれていた。こことちょうど真向かいにある橋の上での写真が
有名ではあるが、個人的にこちら側からのが気に入ったのでセレクトしてみた。
ここが現場なんですね? 金田一さん!
今日のお昼は「おかいさん(茶粥)」で、おかずは「サンマの塩焼き」「葉漬け(茎漬け)」でした。
できたてアツアツのおかいさんをかきこむことに幸せを感じるとき、私も立派な和歌山県人なのだと
再認識せざるを得ません。お漬物に強いこだわりのない私ながらダイコンの「葉漬け」は別格で、
好物があるとつい食べ過ぎてしまうので困ります。
和歌山市出身の作詞家・及川眠子(ねこ)さんが「おかいさん」を好きかどうかは存じ上げません。
昨日から連載が始まった朝日新聞・和歌山版の「紀のひと」で及川さんが取り上げられていて、
全8回の記事を楽しみに拝読したいと思います。
及川さんといえば、Winkの『淋しい熱帯魚』とか、新世紀エヴァンゲリオンの主題歌『残酷な
天使のテーゼ』などの作品でおなじみの方ですよね。これまで私は彼女の素顔をほとんど
知らなかったので、この連載記事をとても興味深く読めそうです。全国版で出ないのが
ちょっと残念に思います。
まるで宝くじが当たったか、ボーナスが支給されたかみたいな購買意欲でありますね。
日頃つつましく節制して生活している抑制がいったん開放されると、あとさきの見境がなくなるのが
我ながら恐ろしいですわ。こうしてまた、破滅への道を確実に歩んでゆくのです。
前々から考えていたレンズのラインナップの見直しでしたが、ついに大ナタを振るいました。
きっかけはキヤノン純正の新型広角ズームレンズ「16-35mm F2.8 Ⅲ」の発売でした。
旧型(Ⅱ型)の評判が芳しくなくて、新型の発売を心待ちにしていたところ、先ごろついに
発売されたのです。
このタイプのがリニューアルされたら、多少意に沿わない部分があろうとも買う気満々ではいました。
でも予想以上に値段設定が高くなっていたり、サイズも大きくなっていたので、多少の躊躇はありました。
定価29万9千円(税別)!ですからねえ。これでレンズが「出目金」タイプだったら清く身を引いたでしょう。
広角タイプのレンズは、性能を上げるためには出目金形状としたほうがより有利なんだそうです。
しかし野外で使うことがほとんどの私には、レンズがむき出しのままで使うのが怖いし、なにより
PLなどのフィルターワークが行えないので困ります。新型は出目金タイプになる可能性が高いと
案じたのですが、従来どおりの仕様が継続されたので、これはもう高くても買うしかないなと気持ちは
前向きでした。
さらに楽天が値引きクーポンを配布したり、ポイントアップのセールを始めたので、これに
背中を押されて踏ん切りがついて、今回の購入に至ったのです。
ついでといっては何ですが、もうひとつ買ったのが純正エクステンダー(テレコン)の1.4× Ⅲ型です。
使用頻度からいえば、今使っているケンコーの1.5×で十分なんですが、キヤノン純正でないと
現像の際DLO(デジタル・レンズ・オプティマイザ)が使えないのが欠点だったのです。見事に
カメラメーカーの「囲い込み」戦略にはまってしまったわけですね。これで私の使用機材は、ほぼすべて
キヤノン製品で統一されてしまいました。2.0×のテレコンのみシグマ製ですが、100-400mmを
機材に加えた今となっては、まず出番はないと思われます。
フィルムの頃は逆に、望遠のF4ズームのほかはすべてレンズメーカー製だったので、比べると
隔世の感がありますね。当時のポリシーは、「純正レンズは高いから買わない」だったんですね。
デジタルになり、現像ソフト込みでカメラメーカーに囲い込まれるので、レンズメーカー製のはよほど
特色がない限り使いづらい状況となってきました。
16-35/F4とのサイズ比べ。新型のF2.8は、キヤノン製の広角~標準ズームの中では最大級の
大きさで、安値の望遠レンズ並みにデカイ。F2.8は地上戦、F4は空中戦(登山)用として基本的に
使い分けることとなります。
同じような長さ(撮影領域)のレンズを2本そろえたのは、長期撮影旅行の際、万一トラブルがあっても、
もう片方のレンズで旅行が続けられると考えたからです。もちろん星などの撮影の際、2台同時に
作動させて違った描写の撮影を試みる、なんて機会がでてくるかもしれませんね。
手元に82ミリのレンズフィルターが一枚もないことにあとから気がつきました。たしか大昔に買った
シグマの広角レンズが口径82ミリだったと記憶しているのですが、古くなったので処分してしまった
ようです。あわててキタムラでマルミ・EXASのPLフィルターとレンズプロテクトのセットを買いました。
別々に買うよりお得で、おまけにレンズ・クリーニングクロスも付いてます。
テレコンの1.4×を100-400にセットして試し撮りです。カメラは5D2ですから560mm(F8)ですね。
オートフォーカスが効かずマニュアルでピントを合わせました。スタビライザーONです。
隣の部屋のアイロン(ケース)を写してみる。
これは70-200/F2.8に装着して写したもの。280ミリ(F4)で、こちらはオートフォーカスが効いてます。
キヤノンのテレコンは装着部(レンズ)が飛び出している構造なので、取り外しの際、ちょっと気を使いますね。
これは慣れかな。いずれにせよ私の場合560mmにまでして撮影する機会はかなり少ないので、
200mmのレンズしか用意できない場合に、念のためテレコンを準備しておくというような使い方に
なると思います。