長~い葉っぱをゲット
むしゃむしゃ
もぐもぐ
くわえウツギ
ウコンウツギの萎れた花もいける!
来るべき世界
警戒警報発令中
【わんぱく子ナキちゃん拾遺集⑦~十勝岳山麓にて 2023.07 撮影】
7月4日(木) 曇り時々晴れ
連日のクロちゃん詣で。昨日はクロちゃんとイソツツジの共演がなかったのと、
最後大きな葉っぱをくわえたのを撮れなかったので(目では見ていたのに)、
そのリベンジと意気込んだ。
ところが、代わりに出てきたのがオスのナキウサギだ。このオスとクロちゃん
との関係性がよくわからない、パートナーなの? このオスが出始めると
クロちゃんが登場しないことが関連あるとしたら、春先にクロちゃんがまったく
活動しなかったことが理由づけられるのだが、これは私の完全な当てずっぽうだ。
何も出ないよりかはいいとして、このオス、愛嬌がなさすぎるのだ。岩の上で
鳴いた後、しばらくするとすっこんでしまう、これは春とまったく一緒で、
採食行動するわけでもポーズを決めるわけでもなく、サービス精神なさすぎだ
(クロちゃんとは正反対、似た者同士でないカップル?)。
風も弱く、暑くも寒くもなく、ほかに誰もいないのどかな現場を離れるのは
心許ないが、これではらちがあきそうになく、リュックを背負い、歩き始めて
すぐの登山道の真ん中に別の個体がいた。昨日は驚いて逃げてしまったが、
この子は飄々としてそのまま採食を始めたので、首からぶら下げたカメラで
すぐ間近で撮影した。本来、カメラを首に掛けたまま歩きたくはないのだが、
このあたりは何があるかわからない。バックからカメラを出そうとする動作、
音に気取られ、手元に用意していなければ、このシチュエーションでは間違い
なく写せなかっただろう。草を咀嚼する、その音まで聞こえてくるくらい
すぐ間近での撮影となった。
一番下部で岡山のAさんと合流したが、本日ここも開店休業状態、ほどなくあきらめ
下山した。
イワブクロ(タルマエソウ)が花盛り。ナキウサギが活発に動かず、ここまで
食べに出てこないので、花が残ったままなのだ。