デジタルリマスター版で再放映中のアニメ・YAWARA! これ、けっこうハマって見てます。
初回放映時、ほんの一部分見ただけなのに、登場人物の立ち位置やあらすじなどを
大筋わかっていたのは、元々それほど複雑怪奇なストーリー展開ではないからでしょう。
老若男女問わず幅広く支持されたであろうこの番組は、もはや完全に評価が定まっていて、いまさら
私がどうこう言わずもがなですが、改めて気づくのは、この作品は一級のギャグ・アニメとしても
秀逸だったということです。そのギャグの発生源のほとんどが主人公・柔(やわら)の祖父・
猪熊滋悟郎で、これは演じた故・永井一郎さんの突き抜けた演技あってこそだと思われます。
ベタなギャグでも、彼の白熱した演技(怪演と言っていいでしょう)につられ、思わず噴出して
しまいます。
と、つべこべお喋りしている暇はないのぢゃ!
3月一杯でアルバイトを辞め、再び自由の身となりました。この二年間いた職場は、アルバイトの身で
あるにもかかわらず、それなりの許容範囲で休みを自分で決められたので、これは○でした。
もちろんそれが許されたのは、私の周到な根回しがあってこそなのですが。
その点では私の当初の思惑以上の成果があり、辞めるのが少々もったいない気もします。
ただし、低賃金の割には精神的負担を相当伴う業務内容であったので、その意味では
割にはあいません。今時、ほとんどの非正規労働者がそうなのでしょうけど、低賃金に反し、
正規職員並の責任を持たざるを得ない業務をさせられることが多く、それをやりがいと感じている
方は少数で、対多数はがまんして、仕方なく続けているのが現状なのでしょう。
私が逆の立場であった頃には、非正規職員の人に申し訳ない気持ちもありました。むろん
その負い目のように感じたことが一番の理由ではないけれど、それが正規職員から離れたひとつの
原因となりました。
労働者不足とはいえ、そうおいそれと非正規労働者の待遇が一朝一夕に改善されることは
期待薄でしょう。次にそんな休みを厚遇される職場にめぐり合うことがまず考えられないことは
わかった上で、ここらでいったんリセットすることにしたのです。
私としては最低限度、賃金以上には働けていたと自負する一方、ミスも多かったし、難しい業務は
なかなか覚えられないなど、自信をなくすこともあったりで、自分の限界を改めて悟りました。
同じバイト待遇でも、知識豊富でもっとしっかりと務めている若い子らが多数いましたしね。しかし
彼らはもったいないです、なぜ正職員を目指すなどしないか不思議にも思いました。
非正規でいることにメリットもあります。転勤はないから通勤が楽で親元で暮らせ、責任を持たされる
とはいえ、正職員と比べるとやはり気が楽です。ただし、年収に差がありすぎです。たぶんほとんどの
非正規が親などと同居し、衣食住にかかる費用を抑えているから生活が成り立つのでしょうけど、
もし自立するとなると、部屋代と光熱費、食費など最低限度必要な出費で、ほぼすべて収入が
消えてしまうでしょう。いや、バイト掛け持ちしないと無理かもねえ。
彼らの能力を考えると、長年非常勤を続けているのが残念に思えてなりません。十分正職員
として働ける力があるにもかかわらずです。就職氷河期などで、就活がままならなかった世代なの
かもなあ。なにかアドバイスをしてあげられればいいのだけれど、どうやら私は他人の心配を
している場合じゃあないようです。
しばし蝶よ花よで憂き世のうさをはらしたあとは、奈落が大きな口を開けて待っているのぢゃ!
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それとも、Photographerとしてデビューですか?
言うだけでしたらタダですしね。
アウトローにはなりきれない小心者ですから、
老後の生活が心配になりだしたら、またお仕事
始めると思います。