旅にしあれば

人生の長い旅、お気に入りの歌でも口ずさみながら、
気ままに歩くとしましょうか…

4K版ウルトラセブンの実力パート3

2020-10-12 18:51:00 | NHKに捧げる歌




最後に、4K版ウルトラセブンと比較したDVD版の紹介です。「デジタルウルトラシリーズ」と題して
デジタル技術でネガフィルムをブラッシュアップしたシリーズの、これが第一弾だったと思います。



        

映像特典として、特技監督の高野宏一さんのインタビューと、5.1chサラウンド音声仕様の
第4話「マックス号応答せよ」が収録されています。


   

その代わり、添付されている紙の資料はお粗末で、おそらくこれが大いに悪評を買い、次の
ウルトラマンやウルトラQからは、もう少し内容が充実したものがつくようになりました。


   

今回視聴の対象からは外しましたが、LD(レーザーディスク)版のセブンも紹介しておきます。

帯の「完全保存用」の文言が今となっては寂しい限りではありますが、この所有欲をそそるパッケージの
完成度の高さは、現在でも色あせてはいません。それにしても、税別10400円もしたみたいですわ、
高い!!

カバーイラストは開田裕治さん。エレキング決まってますよねえ!


   

いまさら本編をLDで見返すことはないでしょうけども、おまけ映像が充実していて、この第1巻には
ハワイ版のオープニングなどが収録されています。また、別の巻にはウルトラファイトの映像が
収められているなどします。

   

内ジャケットのイラストは、多くのウルトラ怪獣を生み出した成田亨さんの手によるもの。
青い地球を虎視眈々と狙うピット星人とエレキングというイメージでしょうか。

エレキングはもちろんながら、このピット星人のデザインもシュールで非常に秀逸です。


   

マニア心をくすぐるのがこの添付されている資料。ここでは「データファイル」と呼んでいる。


        

裏表紙は我らがアンヌ。子供心にも、髪型がころころ変わるのを不思議に思っていましたが、
4K版の番宣で、ひし美ゆり子さんご本人が考え、意識して変えていたと語っておられましたね。

今回アンヌの話をほどんどスルーしたのは、アンヌが「喪服姿」「水着姿」などなどを披露し、
大活躍するのがこれからだからですね。この点でも、4K版ウルトラセブンの今後に期待します。
肌つやの再現などどうなるのか、楽しみに待ちましょう!(この方、ひとりで盛り上がってます)



   

おっと、本題はこちら、資料集の話でしたか。設定資料や貴重な写真が目白押しで、これが計12巻分
あるのだから、かなり充実しています。1巻にはスーツアクター・上西浩二さんのお姿も。上西さんはこのあと
スペクトルマンも演じられ、彼がビシィっと決めポーズをつくってくれたからこそのセブンであり、
スペクトルマンであったと言えます。我々世代のヒーローのひとりです。

また、別の巻では、永久欠番扱いの「幻の12話」をスチール写真を掲載しつつ解説しているのも貴重で、
今や腫れもの扱い、12話については語ることさえはばかられている雰囲気ですらありますからねえ。
もちろん今回の4K版でも再演はかなわないようですし。

それはさておき、もうすぐシリーズ中でも屈指の傑作とされ、ファンも多いメトロン星人の回が放映されます。
燃えるような夕焼けの中での戦いが、どれくらい生々しく再現されるのかに期待しましょう。
もち、アンヌの喪服姿にも(←そこから離れろって)。

   


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