マクロレンズを持ち出したついでに、庭の花たちを接写しました。(いずれも3月5日(土)撮影)
カランコエ。ほかの色は雪で花芽がやられ、唯一この色だけ生き残りました。
エンジ色の美女ナデシコ。
ミニラッパスイセンが咲き始めました。
匂いスミレ。あたりに濃密な香りがたちこめています。この写真のみ100-400mmズームで撮影。
*録画してあった「暗殺教室」を見ていて、ゲスト(母親役)で三石琴乃さんが出演されているのに気づきました。
しかし気がついたのはエンドクレジットを見てでして、番組中はまったくわからず、巻き戻して(←死語?)
彼女の出演シーンを改めて見直しても、まったく三石さんだとはわかりません。つい先日までセーラームーンで
きゃぴきゃぴの中学二年生役を演じていたのを聞いていたばかりですから、とても同一人物だとは思えないのです。
おそらく実年齢に近い配役で、それほど声色を変えずに演じていると思われますが、声優さんてのは
本当に振れ幅の大きな演技をされるのですごいですよね。
若手の声優さんに混ざって、大御所、ベテランの声優さんががんばっておられるのを見聞きすると
妙にうれしいです。これは作り手の遊び心というか、古いアニメファンを喜ばせてやろうというあからさまな
意図も感じますし、それができるのも、我々と同世代の方がそれなりの地位を築き、責任を負える立場に
のし上がっているのも要因なのでしょう。
「境界のRINNE」にも毎回ベテランがゲスト出演しているのが楽しみで、たとえばヒロイン・真宮桜の
母親役は平野文さんでした。平野さんといえば同じ高橋留美子作品の「ラムちゃんだっちゃ~」ですから、
配役に気づいた方の多くは涙したことでしょう。
*さらに録画してあったNHK・Eテレ「浦沢直樹の漫勉」を見ました。セカンドシーズン第一回目のゲストは
萩尾望都さんでした。作画の様子に密着取材、繊細なタッチは神業か? 絵のまったく書けない私などからすると、
奇跡としかいえない精密な作業を積み重ねてシーンが描かれています。生きててよかった…まさに感無量。
こんなのがテレビで見ることができるなんてね。隅々まで高密度で再現できる大画面4Kテレビの実力を
遺憾なく発揮するプログラムであるかもしれません。
萩尾望都さんの作品は手元には『11人いる!』しかなくて、そういえば東北の図書館で『ポーの一族』を
読みかけている途中だったな。あちこちの図書館に読み散らかした本をキープしているのは、エゾリスが
冬場の食料をあちらこちらに埋め込んで蓄えているのに少し似ているかもな。でもそれがあまりに広範囲で
頻度が多くなるとすっかり忘れちゃう心配がある点もエゾリスと同じというか、人間らしい、いや、
動物らしくていいのかもしれないなあ。嗅覚を研ぎ澄まさねばならないんですよねえ、生き抜くためには。