現場到着、ミヤマオダマキの咲く頃だが、昨年よりは花数は少ないように思えた。
花の種類によっても、当たり外れがあるのだろう。
春と違って、ナキウサギの動きが活発化していることを期待したが、相変わらず
シ~ンと静まり返っている。周囲を含め、鳴き声ひとつ聞こえない。しばらくして、
山歩きメインの76歳の方(江東区ナンバーのレクサス、いったん下山し、続けざま
西ヌプカへ登るそうな)が到着、二人でペチャクチャおしゃべりしてもまったく
状況変わらない。春にたった一匹だけ見かけたオスらしき個体もどこかへ行っちゃっ
たかなとあきらめかけていたら、もうひとり到着。彼は一週間前に数匹見たとのこと、
彼の説によると「7:00頃にならないと現れない」。それでもう少し粘っていると、
ついにオス(たぶん春に見た個体)が鳴きながら登場した。
このオスの鳴き声につられるかのように、周囲でメスらしき個体も鳴き始めた。
しかしいずれの個体も採食行動をほとんどすることなく、すぐに引っ込んで
しまうので、思ったような写真がなかなか撮れない。こっこらしき鳴き声も
聞こえるが姿は確認できなかった。まあでも、空振りに終わるよりも全然いい。
いつの間にか、北大院生の研究者なども含めると10名近い大人数になっていた。
一時と比べるとナキちゃん生息数はぐっと減ってしまい、魅力はかなり薄れたと
思われたが、まだまだ人気があるみたいだ。ここが潮時と、下山を開始した。
登山口到着。
じろう食堂で「大ぶりザンギ定食・840円」。
上士幌町の図書館に「SF少女マンガ全史/長山靖生著」があった。朝日新聞の
書評欄で紹介されていた本だ。とても全部は読み切れないので、萩尾望都さんの
「11人いる!」の項目あたりだけを読むにとどめた。紹介されている中で、
唯一私の手元にある本が、SFマンガの傑作とされる11人いる!だけなのだ。
「生産者還元用ポテトチップス・のり塩味」。
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