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私の部屋のメイン暖房器具である家具調こたつの調子が本格的に悪くなり、ついに見切りをつけ
買い替えることになりました。長期間苦楽を共にしてきたので、別れに際し、記念撮影して
おきます。
2004年のサンヨー(三洋電機)製、丸18年間使ったことになります。区切りよく
20年を目指していたのですが、もうちょっとのところで持ちこたえられませんでした。
でも、7年ほどを目途に買い替えが推奨される今時、異例の長期使用でしたよね。
このこたつを買うまでは、妹のお古のこたつを使っていました。さすがに古くなり、
新品を買い求めようとしましたが、その当時大手電機メーカー(ナショナルや日立製作所
など)はすでに採算の取れないこたつ製造からは撤退していて、唯一販売を続けていた
のがサンヨーだけでした。なので選びようがなかったというか、一択でこの機種に
決めた記憶があります。
この製品、使い始めた当初パワーが強く、最小の「弱」以上にダイヤルを回すことは
滅多にありませんでした。それが3,4年前あたりから3~5(中間程度)にまで
出力を上げないと暖かくなくなり、それが今シーズン、最強にしてもあまり暖かさを
感じなくなっていました。完全に手遅れになる前に買い替えを決意したのです。
コントローラー。「切」の部分に重ねられた緑色のシールは、私が当時手元にあった
ありあわせのシールを貼ったもので、よくぞ18年間、はがれずに張り付いていたものだと
感心します。切~強弱を示す段階の数字すべてがオレンジ色で、遠目に電源が切れている
のかどうかがわかりづらく、少しでも可視化できればと貼った目印でした。
切り忘れ防止に少しは効果があったでしょうけど、それでもこたつは使用音が静かなこと
もあり、ひとシーズンに何度かスイッチが入りっぱなしになっていたことがありました。
こたつ布団を被せた状態の最後の雄姿。天板は少しキズがある程度で新品同様に近く、
普通のテーブルとしてならまったく差し障りなく使用を続けられるので、処分するのが
ちょっと惜しい気がします。