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11月10日(水) 雨のち時々曇りのち晴れ
夜中から明け方にかけ激しい雨。車から降りてトイレまで行くのも一苦労。
朝9時頃から急速に天気回復して青空が広がるも一時的、すぐまた雲が多くなり、
風も強い。
もうずいぶん前に、岩手県紫波町の図書館で読みかけたままの「ポーの一族/
萩尾望都著」が上士幌町の図書館にあり(版は別のものだが)、細かなストーリーは
すでに忘れているのでまた一から読み直す。ここは館内での長時間滞在を禁止して
いるので、またも全巻読み通すのは難しそうだ。
11月11日(木) 曇り時々雨のち一時晴れ
未明星空、身支度等出発の準備を進め、念のためスマホで雨雲レーダーを確認すると、
まもなく雨御一行様がやってくる動きがみられた。以前はこんな簡単に雨雲のチェックは
できなかったわけで、有無を言わさず出発しかなかったところだ。便利になったのが
いいのか悪いのか…
レーダーの予測は外れることもあるし出発してみると山は見えていて、その上空や
東の空にいかにも焼けそうな雲が掛かっており、下界で朝焼け狙いのほうがいいかと
迷いつつ、どちらかと言うと走り出したら止まらない性格なのものでそのまま走り続け
東ヌプカ登山口の白樺峠へ到着。登山するかを迷う間もなく、ものの数分で雨粒が
落ち始め、あきらめ車を走らせたら土砂降りになると同時に東ヌプカ上空の雲が
怪しく鮮やかに焼け始めたが、この降り方では車を止めて撮影するのも難しく、
そのまま走り去るしかなかった。
麓へ下ると、今度は東の低い空から強い日が差しだし、この条件だと案の定虹が出た。
雨の止んでいる地帯まで走り抜けたかったがそれでは撮影に間に合いそうになく、
それなりの場所で車を停車させ、最初濡れるのを避けるため車内から撮影を試みるも
やはり無理そうで、仕方なく機材を少し濡らしつつ大慌てで手持ちで虹を写した。
しかし虹の写真はロケーションが命、虹単体なら極論家の近所でも撮れるわけで、
どうせ没になるだろう写真にこんなに苦労しているのが我ながら笑えてくる。
結局、一気に登山口まで行かず、下界で様子を見てからのほうが正解だったわけで、
せっかちな性格が災いした、自分の判断ミスであった。
予報通り不安定な天候で、それでも3,4時間晴れ間が広がり山が見えてくると、
東大雪・然別湖周辺の山々が白くなっていて驚いた。あの雨がその後雪に変わったようだ。
明日、あの雪山に登ることになるのだろうか??