ブルボンのスローバーとクリーム玄米ブランの季節限定品

 

夕方前から雨が降り始めた和歌山市です。市街地での雨は実に二十日ぶりくらいとなりまして、
降り始めた途端、土のにおい、コンクリートやアスファルトのにおいがあたりに立ち込めました。
カラカラに乾ききっていた大地にとっては、恵みの雨なのです。

 
スーパーの食品売り場で、クリーム玄米ブランの季節限定品「爽やかパイン」味ってのを
見かけたので買っておきました。毎度おなじみ、山での行動食として使う際に、少しでも目先（口先？）
を変え、飽きがこないようにしています。

同じ棚で、ブルボンの「スローバー」という新製品？を見つけ、シリーズ３種類をまとめ買いしました。
味は『濃厚ココナッツミルク』、『チョコレートクッキー』、それと『チョコバナナ』です。エネルギーが
１８０～１９０カロリーと高く、１本につき７８円（税別）と比較的お求め安い価格設定なので試しに
買ってみたのです。

あとは味（食べやすさ、飽きがこないこと）と扱いやすさ（硬さ、粉々になりにくさ）ですかね。


この夏に山で一緒だった札幌のＯさんとも話したのですが、彼も山の食料を色々試したものの、
結局最後に残ったのは、「カレー」と「ハヤシライス」だと言ってましたわ。たとえばレトルトではほかに、
「牛丼」とか「麻婆豆腐」とか「中華丼」とかが選択できるのだけれど、どれもおいしくなかったり、
すぐ飽きてしまったりで、最終的にはほとんどが使い物にならないということで意見が一致しました。

カレーにしても、同じようにレトルト食品らしい独特のにおいが鼻につき決して磐石ではないのですが、
ほかと比べるとまだ許容範囲で、食欲のない状況でも、辛さに助けられ、なんとか口にできる点で
有利だと言えます。

今回Ｏさんは、連日レトルトのカレーを食べていたようで、これはこれで忍耐が必要、私だったら
二泊続けてが限界だと思われます。最近私はアマノフーズのフリーズドライ食品を多用、
しかしこれもせいぜい三泊くらいまでが限界、最後は嫌になってましたからねえ。価格もレトルトと
比べると高くつくのが欠点です。

山用食料の決定版が依然見つかってはいないのです。


夕方から雨脚が強まり、一時土砂降りとなりました。現在風雨とも小康状態で、まさに嵐の前の静けさ
なのでしょう。恵みの雨が一転災いをもたらせないよう祈るばかりです。