大谷酒造・鷹勇

鳥取の銘酒、大谷酒造の「鷹勇（たかいさみ）・純米吟醸・純米中汲み」、知人にいただきました。
全国津々浦々、銘酒の旅はおもしろいねえ、まだまだ知らない日本酒がいっぱいあるんだろうなあ。

鳥取のお酒を飲むのは、たぶん…初めてなんじゃないかな？
このお酒も酒好きの方には有名みたいで、なかなか手に入りにくいとか。

写真はずいぶん前に撮ったもので開封前、のち、すっかり楽しませていただきました。
お味は、たとえば、久保田・千寿と比べると、切れ味鋭く、飲み口がすっきりしています。
こういうの「辛口」って言ったらいいのか、「男性的」って表現していいのかどうか？
久保田、あるいは、磯自慢などが、あまり日本酒を好まない女性にも「試してみたら？」と
勧められるのに対し、鷹勇はかなりの酒通向きではないかというのが、私の感想でしたよ。
まさに「鷹」ですね！


　　　


ところで、今夜食卓に「ボタン鍋」が登場しました。「猪肉」をこれまた知人からいただいたんです。
よそでは何度か口にしたこともある猪肉ですが、自宅で調理するのは初めてで、母も
調理方法がわからず、戸惑っていました。ネットでいくつか調理方法を引いてみて、
味噌味仕立てで定番のボタン鍋で食べてみました。

写真の猪肉は、母が調理したもの。塊のままの肉を素人がさばいたので、「ぼたん」とは
いきませんが、一応、努力のあとを見てやってください。


いや、うまい、いけるね！　おいしかったよ。牛と比べると、硬くて、少し噛みしめがあるけど、
噛めば噛むほど旨みが口に広がる感じ。いいダシが出るんだろうね、野菜やシイタケ、
豆腐なども、牛肉のすき焼きよりもおいしいと思ったよ。最後はうどんで締めたけど、
これまた美味、大満足ですね。


で、お酒がまたまたすすんで、酔っ払ってるってわけですわ。
現在、磯自慢と立山を並行していただいてます。


いかん、いよいよ在庫が底を尽きかけてきた！

にくにくしく育ったコマツナ

え～っと、これらの写真は古く、１月中旬くらいのものでして、のち、コマツナは収穫され、
すっかり消化済みです。最後少しだけ残っていた種を遅くにまいたもので、
寒冷紗をかけて寒さよけにしたのと、害虫が冬眠中で、いい具合に育ってくれました。
（写真は、一部をはがして、日向ぼっこ中）


　　　　　　


こちらはラディッシュ。なにかのおまけに付いていた種があったので、まいでみたのです。
ただ、いつもらったのか定かでなく、古い種の可能性があったのと、さすがに丈夫な
ラディシュもこの寒さ続きが堪えたのか、なかなか発芽せず、もうダメかと思っていたんです。

ところが、ここへきてようやく芽が出始めました。少し寒さが緩んだ日があったからかな？
しかし、今日はまた寒さが戻り、北風が冷たく、一日気温が上がらなかったです。
北国は再び大雪に注意、「日本海」また運休しちゃってるよ…

使っている寒冷紗は、以前カゴの内側に敷いていた使い古しのもの。
多少穴があいて傷んでますが、使用上あまり差し支えなく、役立ってますよ。
寒冷紗はけっこういい値段するけど、一回買っておくと、長く使えますね。

新しいフォトチャンネル「月と恋人」のお知らせなど

昨年１１月に美瑛で出くわした、月に絡めた風景写真を集めてみました。
また、時間のある時にでも見てやってください。

このフォトチャンネルは１月中に製作に着手したものの、中途半端にしてほったらかし状態でした。
同じように、写真だけ用意したものや、記事を少し書きかけて中断したものがいくつかあります。
順次掲載してみたいと考えていますが、賞味期限切れをおこしているものもあるやもしれません。



♪　きみの小指の先から　邪悪な冷気が出てる
 　狂い始めたら　誰も　きみを止められない
　 一晩　しゃべりつづける　なんにも意味のない嘘
　 クルクルと回るだけの　きみと影のダンス

　 気をつけて（満月に）
　 つかまるよ（あばかれた）
　 隠しても（心を）　もう隠せない

　 月の子供の　　ランラララ…
　 笑う夜　ランラララ…
　 恋する者たちは　ランラララ…
　 眠れない　いつまでも


　 （月と恋人／詩：谷山浩子）




本来、この時期はもう少しゆっくり休養して、昨年撮りためた写真を整理したりするはずが、
「日本海」での旅はまったく予定外の出来事でした。さらに今、テレビアニメの「メジャー」に
ハマってまして、これを見るのに忙しい？！　再放送でしょうが、おもしろくてねえ。
簡単に設定を説明するなら、「巨人の星」の現代版と思っていただけたらわかりやすいかと。
ただし、巨人の星が一球投げるのにものすごく時間を要したのに対して、こちらは重要案件
（ライバルが現れたり）が次々起こるものの、だいたい２話くらいで話が片付いていくので、
テンポが良く、見やすくて引き込まれます。現在、続編の「メジャー２」が佳境に？入ってますが、
ぜひ３、４と続いてほしいなあ。「へうげもの」が終わったのもさびしい…
ハードディスクに録りためたこんなのを見ているうちに、休みがあっという間に
終わっちゃうんだよなあ。（だいたい見当がついていたけど、きみの忙しい用事って、
この程度のことなのね）


今朝の朝日新聞で作家の湊かなえさんが、礼文島に行った時のことをコラムにしてました。
私はあの有名な「歌って踊れるユースホステル」には泊ったことはありませんが、
礼文島にまた行ってみたい気持は同じです。でも、もう何年も前から思っているのに、
なかなか実現できないでいます。この夏行けば、湊さんにお会いできるのかなあ？

同じ紙上で、弓月光さんの新作「瞬きのソーニャ」ってのが紹介されていました。
昔々、少女マンガ時代の弓月さんの作品が好きで、熱心に読んでいました。しかし、
手元には「おでんグツグツ」とその続編の「新婚は甘くない」しかないんだなあ。
当時はお金がなくて、友達に借りて読んだのが多いとしても、「出発シンコー！」は
たしか自分で買った記憶があるんだけど…　誰かに貸したままになっているのか、
それとも妹が持ち出したきり返してくれていないのか？？

その後、氏が青年誌に移ってからは、やや作風が変わりエログロが濃くなり過ぎてついていけず、
ほとんど読まなくなってしまいました。今回の新作はこれまでと作風がまったく違っているらしく、
シリアスなアクションものみたいです。ベテラン健在、うれしいなあ。興味津々、読みたくなってきたよ。
その前に、昔の少女マンガ時代のって文庫化等されて再発売されているんだろうか？
書店で気がついたら買ってみたいと思いながら、これまで目にしたことないんだよね。
「これでも奥様」とか久々に読んでみたいんだけど。


そうそう、書店と言えばねえ、この前生まれて初めて「レンタルCD 」を借りてみたんです。
行きつけの本屋さんの会員証は、レンタルビデオ店と兼用なんだけど、これまでいらなかった
「更新手数料」ってのが必要になっちゃったんですよ。これまでも更新の際、無料でレンタルできるって
特典があったんだけど、あえて借りたいビデオもCDも思いつかないし、面倒なので、
パスしていたんですが、手数料をとられるとあっては、元をとらなきゃっていう貧乏根性ですね。

なんだね、今時の「レンタル」ってのは、ものすごくラフで驚きました。中身の有無も確認せず、
返却箱に戻すだけ…　私が足繁く通っていた「レンタル・レコード」時代では考えられないけどなあ。
傷のチェックとかていねいにやってた気がするんだけど。ちなみに借りたのは太田裕美さんの
２枚組のベストアルバム。嫌いじゃないアーティストだけどCDを持っていなくて、聞きやすく、
ボリュームのあるベスト盤から選んでみました。レコードを１枚だけ持っているんですけどね。
駐車場でカーナビのハードディスクにダビングしたらすぐに返しちゃった。次は誰のを借りようかな？
…ってこれ、１年先の話だけれど。


きみの話は、酔ってなくても長いねえ…



上の写真は、ニッカウイスキー・余市工場の売店で買った、ここだけで買えるオリジナル・ブレンドと
コーヒービーンズ・チョコレート。このチョコが気に入っていて、行くたびに買ってる気がします。



　　　　

今日、レモンの木に巻き付いたジャスミンを整理していたら姿をみせた、とり忘れていたレモン。
木で熟して、まっ黄色になっています。


たまの休みにはあれこれ細かい用事がいっぱいたまっていて、片づけだけで終わってしまう。

チケット握り締めて

♪　明日のチケット　押えたし　いつも　いつも　　いつもどおりさ
　 要る物これでみんな　鞄に納めた
　 電話掛けて　誘うから　君と　君と　君と二人で
　 行先不明になって　気ままに過ごそう

　 そこは誰も　僕を知らない　もちろん君を　知る人もいない
　 君を路上で　抱きしめた時に　景色の中に　溶け込むさ



　 （チケット握りしめて／詩：天野滋）



これまでお世話になった夜行列車「日本海」の乗りおさめにと旅行を計画したのはいいけれど、
日本海側の大雪の影響をモロに食らって、最初予定した列車は運転取りやめに！
一日遅れの便に振り替えられたのは幸いでしたが、土曜日発で車内は込み合うし、ホームにも
ギャラリー多く、にぎやかに見送られてしまったなあ、本当はもう少しひっそりとお別れしたかったね。

ある程度のダイヤの乱れは想定内、１５分遅れで大館駅に着いた時には、思わぬ早さに拍子抜けした
のも束の間、そのあとまさかあんな事態に巻き込まれるとはねえ。これまで、運休になったり、
バスに救援されたりしたことは一度もなかったので、大変な目にあっちゃったけど、これものちのちは
いい思い出にかわるのかしら？　しかし、大雪に加え、トワイライトの車両トラブルも重なってなのか、
日本海周りの夜行、そのあとは運休続きみたいだし、まだ運が良かった方なのかなあ、
考えようによっては。駆け込み需要で、記念乗車したい方が大勢いるはずなのに…困ったものだ。


日本海は特に無職時代によく利用し、北海道や東北に向かう時に再三使ったものです。
当時函館まで乗り入れていたものが青森止まりとなり、さらに２便あったのが１便に減らされ、
次回のダイヤ改正でついに定期便から撤退することになったようです。

新幹線や高速道路網が整備されるのはある意味ありがたいことだけど、ローカル線とか、
こういった長距離列車がなくなっていくのを目の当たりにすると、はたしてこれが我々が進む
正しい道なのか、よくわからなくなり、考えさせられますね。かくいう私も効率優先、
飛行機や車を使う旅が多くなり、列車にのんびり揺られるなんて旅をすることが、
このところめっきり減っていましたけどね。


無職時代、マイカーがあれば、もっと効率よく日本中を旅することができると思うこともあったけど、
今にして思えば、「ワイド周遊券」を多用して、列車の旅をしておいてよかったんじゃないかな。
ワイド周遊券自体がすでにないし、路線もあの頃よりもっと少なくなったみたいです。
列車やバスなど、公共交通機関を使った旅は効率が悪く、目的地にたどり着くのが大変でしたが、
もうこの先、あんなぶらぶら旅は、二度とできないんだろうなあ。

今回、その最後の抵抗を試みたってことかいな？　が、日程も縮まってしまったし、まあ、気分だけ、
当時に戻っただけでしたけど。しかし、思わぬハプニングで、北海道までの時間、距離の長さを
再確認することになるとは……ねえ。



　　　



　　　


当初は２７日に旅立つつもりでした。



＊寒気の流れ込み、明日がピークみたいで、ますます風雪強まるようです。北にお住まいの方、
　 また、北に向かう予定の旅人の皆さん、どうぞお気をつけください。
　 和歌山も明日の予想最高気温が４℃とか。ひと冬にそう何度もない厳しい寒さです。